どんぐり問題をスタートしたい、もしくはスタートしたんだけれど「絵を描くこと」自体に苦手意識があってスムーズに進まないというケース、よくあるのではないでしょうか?
以前個別相談にいらしてくださった方もそのようなケースでした。
個別相談後、改善が見られたとのメールをいただいておりましたので改めて紹介させていただきますね
※本文と写真は関係ございません
「僕描かないからママ描いて」と言われたら?
Uさんはお子さんがもうすぐ5歳になるので、どんぐりをスタートする準備を進めていらしたのですが、お子さんがお絵かきが嫌いだということを心配していらして、個別説明会にお申込みいただきました。
では、頂いたメールのご紹介です!
こんにちは、6月に説明会を受けたUです。
年中の男の子がいて、数字は大好きなのですが、絵を描くのを極端に嫌がる事が悩みで相談させて頂きました。
(年少の頃から、自分は絵が苦手、絵が下手、絵を描くのが嫌い、と思い込んでいて、全然お絵描きしない)
進展が有り、ご報告致します。
8月に5歳になり、「お絵かきしながらさんすう遊びする?」と一度誘ってみたのですが、
その時は、「僕は描かないから、ママ描いて」っと、問題を読んでも、私に「あれ書けこれ書け」と指示するだけでした。
まだ駄目だな~っと思って、時間をおきました。
ただ、その時感じたのは、具体的な絵のイメージは頭の中にできていて、
それを自分で「描く」ことに抵抗がある、ということでした。
そして、また最近、誘ってみたのですが、私の助けをかりながらですが、お絵描きできました!
「こう書きたい!」という気持ちとイメージは有るのですが、「上手く描けない」という不安との葛藤を持っている様子でした。
一番初めの、カタツムリの問題ですが、「木にのぼってカタツムリが集まって遊んでいるの」とイメージを自分から話し、
「木を描いて」というので、緑でグルグルだけ描いてあげました。
そうすると、そこから自分で幹を描き、地面を描き、カタツムリを描こうとして、
「カタツムリの体はどんなの?」というので、私が短い棒のような体を描いてあげると、
その上にグルグルと殻を描いて、10匹のカタツムリが木に集まっている絵ができました。
また、空飛ぶ魚の問題もやりました。
「僕は海を描くから、ママは空を描いて」と言うので、半分手伝いました。
空飛ぶ魚と聞いて、トビウオだと思ったらしく、海から飛び跳ねるトビウオ(羽をはやして)を描いていました。
分かった事は、「とても具体的に描きたいイメージは持っているけど、描くことに自信が無い」ということでした。
私から見ると、問題の正誤より、絵を描いただけで花丸でした。
半分私がお手伝いしながらですが、描くことに対する抵抗心が少し取れた感じでした。
本来であれば、絵を手伝ってはダメでしょうが、突き放すと逆効果になりそうなので、
少しお手伝いをして、自信を積み重ねてもらおうと思います。
子どもが絵を描いてくれて嬉しくなり、報告させて頂きました。
また、個別相談を受けたいと思いますので、その時は宜しくお願い致します。
いかがでしょうか。
お子さんの絵を描くことへの抵抗に上手に寄り添ってあげていて素晴らしいですよね!
最初から完璧を目指す必要はこれっぽっちもないのですから、このようなケースの場合、少しくらい絵を手伝ってあげてもよいですよね。
大人が一方的に、こういう風に描きなさいっていうのはだめですけど、子どもの中にこう描きたいというのがあるのなら、それを表現するために少しだけ助けてあげてもいいですよね。
特に、絵をかくことに自信がないお子さんならば。
どんな絵をかいても怒られない、比べられない、そういう安心した環境だと分かれば、きっと自由に描いてくれるようになるはずです!
絵本の読み聞かせと同様に、どんぐり問題も親子の絆を強めるために一役かってくれるはず!
上手に利用しましょうね。
もちろん、問題の正誤も二の次ですよ!
「答えはおまけ」ですからね。
Uさん、ステキなお便りをありがとうございました(^^♪
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