春先のちょっと不思議な出来事 | 気まま猫と 癒やしと 座禅と

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猫の気ままさには何とも言えない魅力がありますよネ

桜が今、満開、真っ盛りですね

通勤の行き帰りの時に、道沿いの桜を

車窓から少しだけ眺めるだけなので

少しだけでも、木の下に行って

桜を愛でる時間を持ちたいなぁと思っています

 

さて、話は大きく変わって、実家で先日あった出来事について

 

うちの母親は、野良猫を6、7匹くらい飼っている
というか、面倒をみています


そのノラたちの中には
びっこを引いた猫、片目が見えない猫、中には エイズにかかっている猫などもいるのですが

そのエイズにかかっている猫 (名前はしっぽちゃん) は

エイズの他に、腎臓病、癌なども患っており

唇が溶けてなくなっていて、よだれがダラダラとたれて、

さらに鼻水で鼻の穴がいつも塞がっているような猫です

 

そういう猫がある日、うちの外に置いている餌を

食べにやってきて、そのまま住みつくようになりました

 

母親は、そのしっぽちゃんのよだれをや鼻水を毎日拭いてあげて

できるだけ大事にしてあげていましたが、先日、亡くなってしまいました

 

動物病院からは、2ヵ月しかもたないと言われていましたが

7ヵ月生きたので

大事にしてあげたからだね

幸せだったと思うよ 

などと話
 

そのしっぽちゃんがなくなった3日後に

春先の大雨大嵐がやってきました

 

嵐にネコたちが巻き込まれたら大変だということで

父が家の中の事務所に入れてあげたそうなのですが、
1匹だけ見当たらなかった為、
どこに行ったのだろうと 見ていたら
家の中の土間のところを 右から左に歩いていく1匹の灰色猫が見えたそうです

 

すぐに追いかけて捕獲しようとしたそうなのですが

どこを探しても見当たらず

その先は 行き止まりの為 変だなぁと

 

どこに行ったんだろうと思って探していると

遠くの場所から1匹が戻ってきたと

 

あれ? それじゃあ さっきのは何だったのだろうと考えていると

そういえば、あの猫 しっぽちゃんと同じ灰色をしていたなー?

もしかして あれはしっぽちゃんだったんじゃないか

そうかー きっと体1つぶんだけ見せてくれたんだ~ と話

 

うちの母いわく

きっと霊体になったから、病気の肉体がなくなって

楽になって、そこらへんを歩き回っているんだろうねーと

 

しっぽちゃんの面倒をみるのに、いろいろとしたけれど

亡くなってみると 全然苦労したとか不思議と思わないんだよね~

こうやって動物からも色々と学ばされるよ~
と語っていました

 

 

春先の大雨 大嵐の日に 1匹の猫の魂が散歩している

 

なんだかこの世の
幽玄の世界に少しだけ触れさせてもらったような

不思議な 

愛を感じる話だと思いました