PC を使った業務システムを構築する際、
ベースとなる OS, エコシステム としての
Linux クライアントについて、考察してみる。
(一部サーバにも言及)


【OS ライセンス料金】
基本的には無償で使えるが、
一部にサポート契約ありの有償ディストロもある。
(何をサポートしてくれるのかの詳細は不明)

【キッティング】
OS をカスタマイズして再パッケージすれば、
インストール作業はラクできる。
特に実機への物理的接触を最小限にできる。

  • OS のインストール
  • ネットワーク設定(ノード名 ,IP アドレス等)
  • SSH のキー生成&配布
  • 実機の設置

残りは管理端末から遠隔操作。(※1)


【最新アプリの配信】
OS やアプリの更新作業は、ひとまとめ。
パッケーシステムを起動し、『更新』の呪文をひとこと唱える。
たったコレだけ。(※1)
業務アプリ用に独自のサーバ(リポジトリ)を社内向けに構築すれば良い。
チャットアプリと組み合わせれば、緊急改修にも対応できそう。

【他諸々】

  • ログイン認証,ファイル共有は、nis+nfs か Samba を構築する。
    Windows と共存するなら Samba 一択。(※2)
  • 業務アプリのユーザ認証は、OS のログイン情報(ID, パスワード)と連動したい。(※2)
  • ヘルプデスクだけは、いにしえの Windows アプリ :pcAnywhere
    (クライアントの画面を管理端末と共有して見ながらの遠隔操作)
    の Linux 版が見当たらない。(※2)


※1:SSH 越しに管理端末から全機一括で遠隔操作も可能。
いや、ユーザにヤラセるよりもその方が安全安心。
※2:ID には社員コードを使用するなどで、
同一の ID を使い回すことの無いように配慮する。


上記はぜーんぶ Windows クライアントで実現すると
膨大なお金と時間が掛かり、
更にオペレーションは煩雑。
元職でイヤになるほど経験済み。

特に苦労したし傍目にも分かりやすいのが【最新アプリの配信】。

  • 簡易的には共有フォルダにアプリを置くが、
    誰かがウッカリ使用中だと更新できない。
    通称:ファイルを掴みっぱなし。
  • 正式にはその為だけに複雑怪奇でバカ高いシステムを導入する。
    何故にそこまで回りくどい手法を取るのか、謎でしかない。

Linux ならこんなにアッサリ終わるなんて、
イマ風に言うと
『異世界転生してチート能力を授かった』
ってレベルのショックを受けた。
"keep it still simple" って思想が←間違い(汗

KISSの原則
Linux(というか、UNIX の系譜や GNU) の根底にあるという話を聞く。
なるほどネ。


敢えて悪く言うけれど、
SIer における Windows の存在って、
ユーザ側企業からはこんな感じに見える。

  • お客様からお金をふんだくる口実、まるで錬金術。
    • 『Windows を使うにはコレだけお金が掛かります。』
    • 『ですから、ウチの作るシステムもコレだけ掛かります。』
  • 技術力が無いのを隠す隠れ蓑。
    特に VB アプリはヒドい。
    • 初心者でも“映え”に全振りしたかのような
      (中身スカスカ)アプリを作成できる。
    • 実例)サーバとクライアントの間に
       VPN(狭帯域なネットワーク)を挟むと馬脚を現し、
      業務にならない。
      • 元々、特定のアプリが動くと
         LAN とサーバは負荷が急上昇すると悪評の高い、
        そのアプリ。
      • ソースを納品させて読んだら、発見。(※3)

※3:少し掘り下げる。

  • 解析結果:RDB のテーブルを、
    まるでシーケンシャルファイルのように扱う。
    1. 対象データを検索・取得。
      (サーバ → クライアント)
    2. 集計行を挿入、各レコードは順序と共に一時テーブルに書く。
      (クライアント → サーバ)
    3. 一時テーブルをレコード順に読んで表示する。
      (サーバ → クライアント)
  • 所感:あんたエセ COBOLer !?
    • 生まれて初めて、プログラマに対して殺意を覚えた。
    • アマチュアを通り越してシロウト、
      プログラマぢゃなくてシログラマ、
      給料貰えるレベルには程遠い。
    • 予測では、
      Excel + MS-Query + MS SQLServer (with stored procedure)
      で、より高速で低負荷に再実装できる。



コレが某大手 SIer の実態。
TVCM やゴルフ大会を主催する前に、
やるべき事があるでしょ!

文句があるなら、
Linux クライアントでマトモに使える業務システムを
ひとつでも作った後にして。


後半は SIer に対する批判になっちまったゼ。
※挑発する意図は全くありません。