鍋なんてどの家にも必ずあるけど、
核家族世帯や単身世帯ではまず見掛けないのが、
深い鍋。
お高いし、
小人数では使いこなせない。
そこをですよ、奥さん。
パスタポットのような深鍋を一つ用意すると、
料理の幅がグンと広がる。
と言っても名前の通りにパスタを茹でるのは
伝統的な調理法であって、現代的ぢゃない。
だいたいね、少人数のパスタを茹でるには向かない。
電子レンジで茹でる容器か、
大きくて浅い=大口径フライパン が適している。
目的はただ一つ。
煮物
そんな大量に作ることない!
余って捨てるだけぢゃん
というなかれ。
小人数の料理、特に1人前を作るのって、
調味が超ムズカシイよね。
チョット量を間違えるだけでバランス崩れて台無しになる。
だからこそ最初が肝心、分量が大事、でキッチリ量る。
でも、さ。
昔話ではキッチリ計量しながら作ってる?
その家の味付けって、
目分量で入れてから味見で微調整するよね。
アレができるのって、大量に作るからこそ。
逆転の発想で、昔に戻って、
大鍋で調理すると調味では案外失敗しない。
更に更に、
おでんの仕上がりは深鍋の方が旨味アップ。
フライパンと深鍋とでカレーを作り比べたら、
煮込みの段階で深鍋の方が深味が出る。
ダジャレでもおフザケでもなく、
マジ。
発端はどこかのブログに載っていた
「深い鍋の鍋底には旨味が眠る」。
鍋底の食材に掛かる水圧の効果だ、と解釈している。
深鍋ならではの注意点があるけど、ムズカシくない。
- 木ベラなど道具類は柄の長い物、短いと火傷する。
- 縁より上で持って余裕で底へ届くサイズが必須。
- 菜箸は例外で専用品不要、
箸で混ぜると箸も指も折れるから多用しない。
- 混ぜる時はゆっくりソフトに。
- 食材と腕の怪我防止。
- 火加減は弱め、強火厳禁。
- 火加減の変化がハッキリしにくい。
- 変化が見えるまでのタイムラグが大きい。
逆に小細工イラナイって意味では、
料理の基本をひと通り学んだ後の
ステップアップには丁度イイかも。