交流分析協会のインストラクターの認定資格を2年前に取得していますので、
交流分析での楽ないきかたに繋がる話をします。
交流分析は、広く知られた精神分析理(フロイト)の口語版と言われています。
安易に理解できるのが特徴です。
(当然、とことん突き詰めていくと相当難しい)
その中で、今回はドライバーを取り上げます。
車の運転手の事ではありません、悪しからず。
臨床心理学学者 テイビー・ケラーが1970年代に共同研修者とともに、行動の流れを5つにリストアップし、それをドライバーと呼びました。
ドライバー(駆り立てるもの)
1.完全であれ
2.喜ばせろ(他人を)
3.一生懸命やれ
4.強くあれ
5.急げ
ドライバーとは何かの簡単な説明を下記します。
1.常に完全でなければならないとの思い込み+行動もそういう風になっている。 (完全であるために常に緊張していろ)
2.他人を喜ばせることが行動のスウィッチになっている。 (他人優先、自分は後まわし)
3.常に一生懸命に動く。 (もっともっと努力せよ)
4.男は強くあらねばならないのように行動する。 (女性であっても同じ)(強く見せるために、感情を表に出すな)
5.急げは、常に急き立てられているような行動をとる。 (気ままで、自由なふるまいをするな)
これらを実行することは、意識的ではないが、常にプレッシャーを自分自身にかけていることに繋がります。
そこで、それらに対する許可を知って、自分に与えて、楽な生き方が出来るのですね
[ ドライバー ] → [ 許可 ]
1.完全であれ (完全であるために常に緊張していろ) → 今のあなたで十分ですよ
2.他人を喜ばせろ (他人優先、自分は後まわし) → 自分を喜ばせなさい
3.一生懸命にやれ (もっともっと努力せよ) → それさえやれば楽しんでいいよ
4.強くあれ (強く見せるために、感情を表に出すな) → 自由に感情をだしてもいいんですよ
5.急げ (気ままで、自由なふるまいをするな) → じっくり時間をかけていいんですよ
自分自身に対して許可を与えると人生楽になると思います。
あなたは、どのドライバーを持っているかを認識できますか?
一つだけではなくいくつでも良いです。
ちなみに私は、「強くあれ」のドライバーを持っていました。
それを知って今は、そのドライバーが薄まってきたことを自覚することが出来ます。
もう一度言います。「あなたのドライバーは何ですか?」
それがなんとなく理解出来たら、自分自身に許可を与えてください。
気持ちが楽になると同時に、ほっとすると思います。
これから、楽な人生を楽しみましょう。
だって、人生は一度っきりです。
交流分析の事をもっと知りたいときは、連絡をください。
または、交流分析協会のホームページへお入りください。
時々、続く~~~~~~~