2回目の「世界ベンゾ注意喚起の日」(2017年7月11日) | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

 

早いもので2017年も半分過ぎてしまいましたね。

7月といえば11日はWorld Benzodiazepine Awareness Day (世界ベンゾ注意喚起の日」“W-BAD”)です。

下記にW-BADジャパンのイベント情報を転載しておきます。

 

ところで、数ヶ月間ブログを放置していましたが、久しぶりに訪問者のアクセスデータを覗いて見たのです。

すると更新をしてもいないのに、毎日200〜300の訪問者アクセスがあるのです。

時々500とか1000に近い日も散見されました。勧誘訪問やbotがそれらの殆どだとしても、毎日最低100以上と推測できます。何故だろう?

元広告屋の癖で「理由」を考えてみました。

 

その一つが、過去の記事は色んな切り口で書いているので、ある特定の「キーワード」で検索すると、今でも「ニコ呟…」の記事が検索サイトの上位に掲載されます。(例えば「ツレうつ、功罪」とか「エビリファイ、真実」など)

 

もう一つが、著名サイト「Benzo Case Japan(1)」からのリンクだと考えられます。

「Benzo Case Japan」には、「リンク」のコーナーがあります。

 

その中の「仲間のサイト」の国内のリンクには、「薬害オンブズパーソン会議」「DIPEx Japan」「断薬.com」「精神科の真実」など、皆さんも一度はアクセスされたと思う話題サイトが載っています。

 

そして「仲間のブログ」の欄は唯一「ニコラスの呟き…」が…

「筆者の体験談を中心に、精神医療の危険性を啓蒙する【精神医療サバイバー】のブログ」という紹介文と共に表記されています。(なぜ【かこさん】とかのブログがないのだろうか?載せればいいのに。今度ダグラス氏に連絡してみよう…)

 

紹介文を読んで興味を持たれ、アクセスしたのに更新してなかったらガッカリしますよね…

 

そんな理由で、中断していたブログをまた書き始めた次第です。

 

では、「W-BADジャパンのイベント情報」です…

 

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2017年W-BADジャパンのイベント情報(Calendar for W-BAD Japan 2017)(2)

 

厚生省陳情訪問

Ministry of Health visit—petition & talks (now recruiting participants!)

 

チラシ配布作戦 in Shinjuku

W-BAD Pamphlet Appeal in Shinjuku (now recruiting participants!)

 

行進やデモ

Street march / demonstration (now recruiting participants!)

 

W-BAD 2017 の共同創立者・代表者から民進党への手紙

Letter from W-BAD Co-founder to Democratic Party of Japan

 

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この一年で、精神医療で大きな変化と言えば、昨年10月14日に政省令施行の「デパス、アモバンの向精神薬指定」ではないでしょうか。読売新聞の医療サイト・ヨミドクターも昨年9月23日に「乱用多いデパスなど向精神薬指定に」という記事(3)を掲載していました。

 

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乱用多いデパスなど向精神薬指定に

 

乱用されやすい処方薬の代表格で、薬物依存の入り口ともなっていた抗不安薬のエチゾラム(商品名デパスなど)が、睡眠薬のゾピクロン(商品名アモバンなど)、日本未発売のフェナゼパムと共に新たに向精神薬に指定される。2016年9月14日、麻薬及び向精神薬取締法施行規則などを一部改正する政省令が公布され、10月14日に施行となる。これにより個人輸入などが禁じられ、違反者には罰則が科せられる。

 

―中略―

 

向精神薬に指定されると、日本では通常、1回の処方日数が14日までか、30日までに制限される(一部は90日)。エチゾラムはこれまで処方日数の制限を受けなかったので、90日超の処方も行われていた。その結果、「薬の力で一時的にでも現実を忘れたい」などと考える人たちの乱用や、救急搬送につながる過量服薬に用いられやすかった。このような問題が、近年行われた複数の研究で指摘され、今回の指定につながった。厚生労働省の監視指導・麻薬対策課は「エチゾラムは今も国際条約では規制対象外。しかし、近年の処方薬乱用の状況や研究結果を考慮して、日本独自の規制が必要と判断した」としている。

 

【追記】診療報酬の改定などを審議する中央社会保険医療協議会が9月28日に開かれ、エチゾラムとゾピクロンの投与期間は30日までと決まった。

 

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今回、政省令の施行により精神科の処方や薬剤師の対応に混乱が生じていたそうです(現在も続いているのかも)。

また、医薬品通販(輸入代行)サイトでは、即刻「デパス」が売切れ状態に。現在でもデパスのジェネリックは品薄状態だそうです。

 

「デパス」などの向精神薬指定に伴う「混乱」の記事は次回に書く予定です…

 

nico

 

 

(1)Benzo Case Japan

http://www.benzo-case-japan.com/

http://www.benzo-case-japan.com/world-benzo-awareness-day-japanese.php

 

(2)W-BAD ジャパン2017の予定

http://w-bad.org/japan/

 

(3)乱用多いデパスなど向精神薬指定に(yomidr.2016年9月23日)

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160923-OYTET50024/