総務省が、平成26年の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査結果」を公表しています(1)。
それによると、10代の利用率は68.6%と全年代平均をわずかに上回る程度ですが、20代は94.1%、30代は82.2%と、若年層では圧倒的多数を占める結果となっています。
「ソーシャルメディア」の利用率は、62.3%にまで上昇しました。ここでのソーシャルメディアとは「LINE」「Facebook」「Twitter」「mixi」「Mobage」「GREE」で、いずれかを利用しているユーザーが該当します。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への「アクセス年齢」はどんどん低くなっています。
利用率のトップの「LINE」は、10代で77.9%、20代では90.5%、30代でも69.8%が利用しています。
(Twitter → 10代の利用率・49.3%、20代・53.8%、30代以降・20%)
(Facebook → 10代の利用率・25.0%、20代・61.1%、30代・39.9%)
そして残念なことですが、SNSが原因で小さな子供達が「事件に巻き込まれる」事例も多くなったと専門家は指摘しています。
ところで、若い女の子をSNSでどれだけ簡単に騙せるのか… 3つの実例動画が「Youtube」で紹介され、ネットで話題になっています。
「Youtube」は英語ですが、大雑把に説明すると…
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動画の制作者は「フェイスブック」でまず15歳に「なりすまし」ます。
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3人の少女達に友達申請を送ります。
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3人共全く知らないこの15才の少年を友達に簡単に「承認」してしまいます。
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つい最近、少女達が住む近所に「引っ越して来た」事をつげ、メッセージのやり取りが始まります。
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数日経った後に、「会いたい」とメッセージを送ります。
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12才、13才、14才の少女達の反応は…
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3人の少女達は簡単に
「知らない人と友達」になり、
「住所を教え」、「会いに行き」、
「家のドアを開け」、
そして「見知らぬ人の車に乗り込み」ました。
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この3人の両親は、「自分達の娘は絶対に騙されないと確信していました」が、それでもこの様に簡単に騙されてしまう少女達にショックを受けました。
SNSが原因の犯罪は「少女」だけではありません。「少年」にも「児童のわいせつ画像収集目的」などの魔の手は潜んでいます。
この動画は親だけでなく、「家族全員」で見て欲しいと思います…
nico
(1)平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000357570.pdf
参考・引用・転載
SNSの恐ろしさを思い知らされるショッキングな動画
http://spotlight-media.jp/article/182865544266437885#/
20代のスマホ所有率は94% - 総務省が統計調査
http://news.mynavi.jp/news/2015/05/20/171/
コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査(平成25年下半期)警察庁
http://www.as-child.com/blog/1725