金曜日のホンジュラス戦、日本が6対0で圧勝した。
メディアの論調は「相手が弱すぎた」という意見が大勢を占めている。しかしそうだろうか?
ブラジルW杯でホンジュラスは、フランス戦「0対3」、エクアドル戦「1対2」、スイス戦「0対3」と日本同様に「1勝」もできなかったが、「ワールドカップ出場国」である。
最新FIFAランキング(2014年10月23日)では69位。日本が52位であるから、世界的にはCクラスの同等のチームランキングである。
もう「アギーレ」の采配が「どうのこうの」と書くつもりはない。
正直「外国人監督」の思考回路は理解できない。
チームが完成するまで、好きな選手のプレーを楽しむことに決めた…
ブログで何度も語っているが、贔屓選手は一番にウッチ―(内田篤人)で、香川信司・本田圭祐と続く。
シャルケ、ドルトムント、ACミランの試合は欠かさず観戦している。
内田篤人が前回のブンデスリーガの試合で手首を怪我したとき、また「日本代表」に合流できないのかと心配したが、安定したプレーでファンを安心させてくれた。
でもウッチ―のヘアスタイルには少々驚いたニコラスです(笑)
試合開始直後、右サイドの内田篤人・本田圭祐・遠藤保仁のパス交換、
時折、そこに香川信司と岡崎慎司が絡む…
シャルケ、ドルトムント、マインツ、ACミランの試合の映像と重なり、観ていて楽しかった。
ところで先発メンバーは…
GK 川島永嗣
DF 内田篤人 森重真人 吉田麻也 酒井高徳
MF 遠藤保仁 長谷部 誠 香川信司
FW 本田圭祐 岡崎慎司 武藤嘉紀
武藤嘉紀以外の10人はブラジルW杯メンバー…
前回の親善試合のブラジル戦、ネイマールにボコボコにされ日本は完敗した。
勝った日本も、負けた日本も同じ「日本代表チーム」である。
これが「サッカー」だ…
「ブラジル戦」も今回の「ホンジュラス戦」の布陣で戦えば、少しは興行的に見ごたえのある試合になったのだろう。
得点シーンを振り返ると…
日本 6 - 0 ホンジュラス
前半9分 遠藤保仁(CK)→ 岡崎慎司 → 吉田麻也(GKのこぼれ球)
前半41分 長谷部誠 → 本田圭祐
前半44分 酒井高徳 → 本田圭祐 → 遠藤保仁
後半2分 乾 貴士 → 遠藤保仁 → 本田圭祐(内田篤人OL)→ 乾 貴士
後半24分 本田圭祐 → 香川信司(DF二人を引き付ける)→ 豊田陽平
後半29分 長谷部誠 → 香川信司 → 本田圭祐 → 豊田陽平 → 乾 貴士
セットプレー、カウンター、ワールドクラスのミドルシュート、右サイドからのクロス、ゴール前でのパス交換…
全ての得点に意味があった。
そして後半35分、GKが西川周作に交代、布陣はこうなった…
GK 西川周作
DF 内田篤人 森重真人 吉田麻也 酒井高徳
MF 柴崎岳 田口泰士 香川信司
FW 本田圭祐 豊田陽平 乾 貴士
この布陣が、アジアカップ後の「新・アギーレ・ジャパン」の基礎となるだろう。
つまり次のW杯には年齢的にはキツイ「長谷部・遠藤」そして「川島」不在の「布陣」である。
ニコラス予想の「Best 布陣」は…
GK 西川周作
DF 内田篤人 森重真人 吉田麻也 長友佑都(酒井高徳)
MF 柴崎岳 細貝萌(田口泰士) 香川信司
FW 本田圭祐 岡崎慎司(豊田陽平) 武藤嘉紀(乾貴士)
()は交代選手3人
さぁ、明日は「大阪」でのオーストラリア戦だ。
久しぶりに「ヤンマースタジアム長居」まで行ってみるか…
nico