大型台風が日本列島を横断中です。
明日(14日)のブラジル戦、シンガポール開催で良かったです。
関東の開催なら「中止」でしょうが、もし開催されていたなら両国代表、そしてサポーターの安全が不安視されていたでしょう。
ところで、日本サッカー協会は、香川真司の離脱を発表しました(1)。
「ジャマイカ戦」前半に顎を打ち、試合後に「脳震とう」の症状が出たため、チームからの離脱が決定しました。
日本代表は11日にシンガポールに移動しましたが、香川信司は帯同せずブンデスリーグに備え数日間日本で安静にし、ドイツに帰るそうです。
ジャマイカ戦は日本の「お家芸」、「決定力のなさ」がまた出ました。得点は相手のオウンゴール「1点」だけ…
スタッツを見ても、ボール・ポゼッションが日本(54%)vsジャマイカ(46%)
枠内シュートは日本(9本)ジャマイカ(2本)と完全にゲームは支配していました。
本田圭祐の決定的なチャンスの1点、岡崎慎司・香川信司のどちらかが1点。
つまり「3対0」で勝っていた内容でした。
まぁ 勝ったことは良かったですが…
不安視されていたディフェンス陣ですが、塩谷司にはアギーレは合格点を出していました。
そして細貝萌のアンカーは海外メディアも最高点を与えています。
塩谷司・森重真人・細貝萌のトライアングルが上手く機能して、ジャマイカに決定的チャンスを与えませんでした。
吉田麻也が戻ってくれば、CBを森重か塩谷のどちらでいくかは悩みどころですが、アンカーは細貝で決まりではないでしょうか。
危なかったのはSBからの不用意なパスをカットされた時だけでしたが、対戦相手がFIFAランキングTop10だったら失点していたでしょう…
ところで、香川真司の左MFはどうなのでしょうか?
守備にウェートを置き過ぎ、彼本来のプレーが出来なかった気がします。
攻撃的ボランチであれば本田圭祐の方が適任だと思うのですが…
「4-3-3」の中盤の3人、左から「本田圭祐・細貝萌・柴崎岳」、一度は試して欲しいです。
FWですが、ハーフナー・マイクを招集したからには、ブラジル戦でアギーレは使うのでしょう。
「4-3-3」でのFWは
左から「岡崎慎司・ハーフナー・本田圭祐」となるかもしれませんが、何故かしっくりしません。
前回も書きましたが「4-2-3-1」の布陣、香川信司が離脱したので…
1top ハーフナー・マイク
FW 武藤嘉紀 岡崎慎司 本田圭祐
MF 細貝萌 柴崎岳
DF 長友佑都 森重真人 塩谷司 酒井高徳
GK 西川周作
この布陣で明日、ブラジル代表との対戦を観てみたい、「 1 – 1 」なら大成功だと思うのですが…
11日に中国での開催となった「ブラジルvsアルゼンチン」の国際親善試合。
日本戦控えるブラジルは、ネイマールやダヴィド・ルイスらがスタメンに名を連ね、タルデッリが2得点し、「 2 - 0 」でアルゼンチンに完封勝利しました。
「親善試合」ではありますが、来年オーストラリアで開催されるAFCアジアカップに備えての「チーム力」を計る重要な試合です。
宿敵「アルゼンチン」を撃破し、勢いづくブラジルに一泡吹かせたいものです。
nico
(1)毎日新聞 2014年10月10日
http://mainichi.jp/sports/news/20141011k0000m050160000c.html