四人の若武者へ (日本代表は「惨敗」したのか…) | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

「ベルギー vs アメリカ」戦、観ていて疲れましたね・・・

これでベスト「8」が出そろいました。

 

ワールドカップはベスト8が戦う「準々決勝」が一番面白いと言われています。

 

今回も…

南米対決「ブラジルvsコロンビア」、欧州対決「フランスvsドイツ」

私の応援する「オランダ」vs死のグループD」を勝ち抜いた「コスタリカ」

リオネル・メッシ率いる「アルゼンチン」vs赤い悪魔「ベルギー」

と楽しみな対戦カードばかりです。

 

余談ですが、ベスト8の八カ国は全て「グループ・リーグ」を1位通過した国でした。

 

ところで、1次リーグ「グループC」の日本代表は、第3戦でコロンビアと対戦し、「1対4」で敗れ、GL 12敗「勝ち点1」の最下位で敗退しました。

 

試合後の記者会見で、日本代表の10番を背負った香川は「期待を感じた中で自分自身が残せなかったというのは、申し訳なく思っている」(1)と語り、本田圭祐は4年間は大きく間違っていた…」(2)と苦渋の発言。

 

そして、長友佑都は「涙し」、内田篤人は声を詰まらせた

 

実は、内田篤人、長友佑都、香川信司そして本田圭祐は、私にとって「特別な存在」です。

 

向精神薬の「カクテル処方」で「ゾンビ」になり、「布団でカメ」だったころの唯一の楽しみが、海外リーグに活躍の場を求め、ヨーロッパに渡った、息子より若い「四人の若武者」の活躍をテレビ観戦することでした。

 

私は息子を長期海外出張に送り出した「父親のような気持」で布団から「首」だけ出し、毎週末彼らの活躍を観ていました。 娘さんをお持ちのお母さん達が「浅田真央さん」を応援する気持ち、と言ったら少しは分かっていただけるでしょうか…

 

シャルケで活躍している内田篤人、ドルトムントで活躍した香川信司… 彼らの出場したブンデスリーガの試合は全て観ました。

 

チェゼーナの長友佑都、CSKAモスクワの本田圭祐の試合も、放映されたものは殆ど観ました。

 

その後、内田篤人はブンデスリーガの公式HPが選ぶ2012-13シーズンのベストイレブンに選出されました。

そして長友佑都は、チェゼーナからインテルへ、香川信司はドルトムントからマンチェスターUへ、本田圭祐はCSKAモスクワからACミランへと「ビッグクラブ」への移籍を果たしました。

 

ザックジャパン「グループ・リーグ敗退」後、スポーツ新聞の一面

 

「迷走ザック」「日本代表惨敗」「ザック大失態」云々…

 

確かにザックの采配は「選手迷わせた」のは、事実でしょう。

しかし「惨敗」とは、「酷い、どうしようもない負け方」を指す言葉だと思います。

 

日本のマスコミは、勝てば「強いぞ!ザックジャパン!!」、負ければ「ボロカス!!」

何故「ステレオタイプ」の報道しかできないのだろうか…

特にサッカー専門の「スポーツ・ジャーナリスト」は育っていません。

 

本当にザックジャパンは「惨敗した」のでしょうか…

 

録画していた「コートジボワール戦」「ギリシャ戦」「コロンビア戦」を続けて観直しました。

 

「コートジボワール戦」

初戦のコートジボワール戦の吉田のイエローカードに始まり、ドログバの存在に怯え、立て直す術もなく2失点での「敗戦」

 

「ギリシャ戦」

ザッケローニ迷采配、勝負どころでやったことのないパワープレイ、交代枠を残しての「引き分け」

 

「コロンビア戦」

前半 15分、今野がペナルティエリアで反則を犯す、長友がゴール前をカバーしていたし長谷部もマークをしていたので、イエロー覚悟のスライディングをする場面ではないし、時間帯でもない。

後半、果敢に攻めるも、コロンビアの「バルデラマの後継者」と言われる「ハメス・ロドリゲス」に屈し「1対4」の大敗…

 

初戦の「コートジボワール戦」の吉田麻也のイエローカードに始まり、「コロンビア戦」の今野泰幸の反則でブラジル大会をダメにしてしまった……

 

Best16「ギリシャvsコスタリカ」も観た。

ギリシャは「死のグループ」を1位通過で勝ち抜いたコスタリカを延長PKまで苦しめたが、惜しくも「惜敗」した。

 

勝負に「…たら、…れば」はない。

しかし「コートジボワール戦」に引き分け、「ギリシャ戦」に勝利していれば、日本代表が「コスタリカ」と対戦していたのだろう・・・

 

決して日本代表は「惨敗」なんかはしていない、「惜敗」だったと思う。

ザックの「迷采配」とセンターバック2名の「不用意なファール」さえなければ、日本は「勝ち点4」を獲得できていた…

 

海外スポーツ紙の評価を覗いて見た。

ザッケローニの「母国」イタリア・三大スポーツ紙がブラジルワールドカップ1次リーグ惨敗を喫した日本代表の採点を行っていた。

 

四人の若武者へ (日本代表は「惨敗」したのか…) その2 に続く…

 

 nico

 

 

参考・引用

 

(1)日本代表の10番を背負った香川、初のW杯は「あっという間だった」

http://newshubapp.com/e/242029

 

(2)4年間は大きく間違っていた」軌道修正の必要性を語った本田。

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6121099