知ったかぶりの「精神医療」 | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

「知ったかぶり」とは、「本当は知らない」のに、知ったような「フリをする」ことです。

 

「知らないと認める」ほうが、「知ったかぶり」をするより、何倍も賢明なことだと思います。

 

宇宙に果てはあるのか?    宇宙の外には何があるのか?  


現在、宇宙は膨張している?  それとも収縮している?

 

様々な「仮説」があります。

 

宇宙を研究する科学者は皆「私たちはまだ宇宙とは何かを知らない…」と言います。

 

言い換えれば、「私たちは宇宙のほんの一部分しか知らない」ということを「謙虚」に認めています。

 

脳は宇宙と同じく、解明されたことは極一部分です。

 

精神医療とは、まさしく「知ったかぶりの医療」と言えます。

 

知ったかぶりは、「はったり」と同義語とされます。

 

精神科医は、精神に関わる「脳の専門家」であるという、

自惚れとも思える「勘違い」で、患者に「はったり」を言う

 

「うつ病はセロトニン不足が原因です」

 

「統合失調症は治らないし、うつ病も多くの場合再発します」

 

「あなたは一生薬を飲まなければなりません」

 

副作用を訴えても

「それは病気が悪化したから…」 「患者は黙って薬を飲みなさい…」

 

「脳」身体の一部位である以上、「病む」ことはあるだろう。

 

しかし「落胆」や「挫折」等による原因が推測できる「うつ状態」の場合は、

向精神薬を長期間服用するような「脳疾患」ではない。 

 

それは人間としてごく「自然」な反応である。

 

原因が推測できる場合とは、「愛する人との死別」「倒産・破産」「DV」「失恋」「いじめ」etc…

 

例えば、私が「袴田 巖」さんの様に「冤罪」で長期に渡り拘留されたとしよう。

私は降りかかった「不条理」な出来事に強いストレスを感じ、きっと「うつ状態」になるだろう。

 

いや「冤罪」でなくても何か事件を起こし、鉄格子の中に入れられ自由な生活が送れなくなれば、人間なら誰でも「うつ状態」になるはずだ。

 

そして「うつ状態」は、「不眠」や「食欲減退」を招き、「自律神経にも支障」をきたし、やがて「うつ病」特有の症状とされる「無気力」「記憶障害」「希死念慮」を感じるだろう。

 

医師でなくてもこれらは、向精神薬を服用するような「脳疾患」ではないことは分かる。

 

「うつ状態」を治す方法は「原因を回避する」、これしかない。

 

つまり「鉄格子から出る」ことが出来れば「うつ状態」は去って行く

 

言い換えれば「処世」の問題、つまり「どう生きる」かを「熟考する」ことである。

 

現在日本で行われている精神医療は、

「脳疾患」ではない「うつ状態」の者に対し向精神薬を処方し、

「医原性」「薬因性」の「うつ病」患者を作りだしている。

 

脳のことは「本当は知らない」のに、知ったような「フリをする」精神科医が「少数派」にならない限り、

 

向精神薬に起因する「うつ病」は減らないのだろう・・・

 

 nico