「向精神薬」を飲んだことのない人に、クスリの「副作用」や「離脱症状」を説明すると、
いつも「ちょっと、オーバーじゃないの・・・」って顔をされてしまう。
向精神薬の「副作用」や減薬・断薬治療の「離脱症状」は、
ほとんどの人が体験する頭痛や筋肉痛、そして個人差はあるが、私の場合・・・
見るもの全て靄がかかったような「視覚障害」
何を食べても錆びた鉄のような味に感じる「味覚障害」
手足の指が固まったり震えたりする「ジスキネジア」
日中に突然睡魔に襲われる「ナルコレプシー」
瞼がピクピクと引き攣る「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」
など、それぞれ詳しく説明すると、なんとか分かってもらえる。
手短に説明しようと、酷い「二日酔い」の状態を例えにすれば、「なるほど・・・」と言ってもらえるのだが、
話しながら「ホントは何か違うんだけど・・・」といつも思ってしまう。
ところで、北国で雪が降ったようだ・・・
考えごとをしていたら、険しい山の「雪道を走る」車の映像が脳裏に降りてきた。
断崖絶壁の「狭い道」には雪が積もり、凍てつく風で道路の表面は凍りついている。
断崖絶壁を走る「自動車」に、こんなガソリンが入っていたら・・・ という
雪道をふらふら走る自動車の「お話し」が湧いてきたのでした。
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ある日、駅の近くの「精神科」という看板が見えたガソリン スタンドで給油をした・・・
話を分かり安くするために「ベンゾジアゼピン・ガソリン(ベンゾ ガソリン)」と名付けよう。
『 気分よく、爽快にドライブできますよ~ 』と勧められ、その「 ベンゾ ガソリン 」を給油した。
『 SSRIエンジンオイルも入れておきますね・・・』と、頼んでないのにオイル交換もしてくれた・・・
数日間クルマは問題もなく走ってくれた。
そして私は山越えのドライブに出かけた。
山道で雪が降ってきたのでワイパーを作動させた・・・
するとフロントガラスに油が浸み出し、油汚れで視界に霞がかかったようで、良く見えない。
なんかクルマの調子も悪くなってきたぞ・・・
最新の自動車はコンピュータで制御されている。
「SSRIエンジンオイル」に汚染された制御用コンピュータは
「アクセル」を踏んでも、「ブレーキ」を踏んでも作動しなくなってきた・・・
ハンドルを右に切っても、車は右に曲がってはくれない・・・
サスペンションも「固くなり」凸凹道の振動で、車体がガタガタしだした・・・
ハザードランプが点けてもいないのに点滅を始めた・・・
固まっていたハンドルが小刻みに震えだした。
どうしていいのか分からない、 焦る・・・
焦る・・・
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こんな時、どうすればいいか・・・
アクセルもブレーキも踏まず、ハンドルも切らず、ただ時の過ぎ去るのを待つしか「対処法」はないのかもしれない・・・
何もしなければスピードは徐々に落ちてきて、いつかは止まってくれるだろう。
もしアクセルが踏まれた状態だったとしても「ガソリン」が無くなれば、ガス欠で車は止まるに違いない・・・
向精神薬の「副作用」や「離脱症状」
少しは、分かっていただけたでしょうか・・・