飲まなかったクスリと 飲んだクスリ・・・ | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

書庫の上に、無造作に置かれた段ボール



最近、物忘れが酷い・・・中に何を入れていたのか記憶がない。



開けてみると、薬局の処方袋に入ったままの向精神薬がたくさん出てきた。



袋から取り出し、机の上に置いたが、溢れてきたので床に置いた・・・



5シートの束が、たくさん転がった・・・

1シート10錠だから、1束で50錠・・・


あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか・・・                              ニコラスの呟き・・・






いったい全部で何錠あるのだろう・・・



これを、全部、精神科医の処方通りに飲んでいたら、

私はどうなっていたのだろうか・・・



おそらく、今でも「医原性」のうつ状態のままで、

「指の麻痺」や「頭痛」などに苦しめられていたと思う・・・



医者を代えなければ、「効きが悪いから」とクスリを増やされていたのだろう・・・



そして「希死念慮」に襲われ、2度目の自死未遂をしていたのかも・・・



いや「未遂」と決めつける根拠もない・・・





体調不良の原因が「向精神薬」だと気付いて本当に良かったと思う・・・



しかし、ふと「ある考え」が頭をよぎった・・・



飲まなかったクスリがこれだけなら、いったい私はどれほどの量の向精神薬を飲んだのだろうか・・・



この倍か・・・   いや5倍・・・



多剤処方を約1年以上されていたから10倍かもしれない・・・



ぞっとした。



私が飲んだSSRI」「NaSSA」「ベンゾジアゼピン」「エチゾラム」・・・



これらの化学物質は完全に体内から排出されたのだろうか・・・?



脳のどこかの「受容体」を今でも塞いだままなのか・・・?



レセプトを見ると「NaSSA」と「ベンゾジアゼピン系睡眠薬」は結構長い期間服用した。



そして最後まで飲んだのが「エチゾラム(デパス)」、厄介なクスリだったが

試行錯誤しながら約10カ月かけて止める事ができた・・・



「ベンゾジアゼピン」処方の国際推奨基準が4週間未満、

「エチゾラム」の処方が認められているのが日本とイタリア、韓国だけだと知った・・・



そう「危険なクスリ」だと気付いたときには「薬物依存」陥ってしまった自分が居た。



製薬会社は「服用後」の追跡調査などしない、

きっと「不都合な真実」を知りたくないのだろう・・・



自分の「身体」で証明するしかない。



己の身体の持つ「治癒力」「復元力」を信じ



どこまで「心身」共に、昔の自分に戻れるのかを・・・



Nico