崩される神話と証拠の隠匿 | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

1969年 NIHM(1)は

全ての抗うつ薬試験のレビューを実施し「適切な対照群と比較した試験ほど、報告された改善率は低くなる」つまり「実は患者はプラセボ反応により改善したと感じているのではないか、薬は実際にはこのプラセボ反応を増幅させているのであり、薬に身体的な副作用があるせいで、患者は自分がうつ病に効く『魔法のクスリ』を飲んでいると信じ込んでいる」と発表した。



1988年 プロザックが登場するとイーライ・リリー社は

「健康という以上に良い状態」というプロパガンダを浸透させ、抗うつ薬に対する「社会的信念」が新たに生まれた。

しかし、プロザックや他のSSRIの治験臨床データとしてFDAに提出されたものを研究者がつつきまわすと「奇跡の薬」という神話は崩れ去ったかに思えた。



1990年 NIHM

うつ病に関する大規模な全国調査(アメリカ)では、18カ月の寛解率は、心理療法を受けた人が最高で(30%)で、抗うつ薬を服用した人が最低(19%)だった。



1992年 世界保健機構・WHO

統合失調症の転帰は、継続的な薬物治療が標準であるアメリカなどの富裕層よりも、抗精神病薬を定期的に服用する患者が16%に留まるインドやナイジェリアなどの貧困国の方がはるかによい



1995年 NIHM

うつ病患者547人を対象とした6年間の研究によると、積極的な治療を受けた人は治療しなかった人に比べ、就労不能となった人が約7倍、「基本的な社会的役割の中断」が3倍である。



1998年 ペンシルバニア大学

抗精神病薬は、統合失調症の症状の悪化に関連するような脳の形態的変化を引き起こす



1998年 WHO

うつ病のスクリーニングのメリットに関するWHOの研究では、うつ病と診断されて薬物治療を受けた人は治療を受けなかった人に比べ、1年間にわたって抑うつ状態と全般的健康の面で不調だった



1999年  ペンシルバニア大学

長期間ベンゾジアゼピンを服用した人が薬を止める、以前より敏捷になり、リラックスし不安が緩和する



2000年 ハーバード大学医学部

疫病的県研究によると、今日の双極性障害の患者の長期的な転帰は、薬物療法時代より著しく悪い。現代の方が悪い原因は、抗うつ剤や抗精神病薬の有害な影響であると思われる。



2001年 カナダの研究者

うつ病による短期的障害のあるカナダ人1281人を対象とした調査では、抗うつ薬を服用した人の19%がやがて長期的障害に至ったのに対し、服用しなかった人の場合は9%だった。



2001年 シェパード・プラット・ヘルスシステム

長期的にベンゾジアゼピンを服用した人には、中程度から重度の認知能力の低下がみられる。



2004年 オーストラリアの科学者

長期的にベンゾジアゼピンを服用した人には、中程度から重度の認知能力の低下がみられる。



2005年 トロント大学

エンジェルダスト(ヘロイン)、アンフェタミン、その他の精神病を誘発する薬は、どれも脳内の高親和性D2受容体を増やす。抗精神病薬は脳内にこれと同じ変化を引き起こす。



2007年 イリノイ大学

15年に渡る研究で、抗精神病薬を服用しなかった統合失調症の患者の40%が回復したのに対し、服用した患者の場合は5%だった。



2007年 フランスの科学者

ベンゾジアゼピンを長期服用した人は最終的に「著しく悪いかまたは極度に悪い」状態になり、いつも抑うつと不安の症状に悩まされている。



2008年  NIHM

双極性障害の全国調査(アメリカ)によると、不良な転帰の主な予測要因は、抗うつ薬の服用だった。抗うつ薬を服用した人はそうでない人に比べて急速交代型双極性障害になる可能性が4倍であり、このことは長期的な転帰の悪化と関係している。





このような薬害被害者にとって有意義な情報はけっしてメディアに掲載されることはなかった・・・

ウィタカー氏はアメリカの新聞データベースを調査したが、上記のような研究結果を正確に報告している記事は「一つも」見つからなかったと記している。



誰かが「意図的に隠匿」したのである。



そう 私がメディカル・マフィアと呼ぶ連中の企みだったのだ・・・



Nico



引用 : 『心の病の「流行」と精神科治療薬の真実』第14章



(1)NIMH

National Institute of Mental Health

1946年アメリカ連邦議会は全米精神保健法を可決し、精神障害の予防・診断・治療の研究に援助が与えられ、州立・市立のクリニックや治療センターの設立に補助金が出るようになった。

そして1949年議会はこの改革の監督機関としてNIMHを創設した。