「薄田甲斐氏」は論文「うつ病・躁病の原因と治療法」の要約をセクション毎に「箇条書き」にまとめられていた・・・
脳は虚血に非常に弱い
認識と思考とは神経細胞が発生させる電気信号
正常な精神機能を維持するために脳への血液供給が不可欠
電気信号の発生にはグルコースと酸素から取り出したエネルギーが必要
脳と血液の関係の基本的知識ですね 脳は血液が不可欠 ぶどう糖と酸素が必要だから・・・
脂質の過剰摂取・代謝障害により血液粘度増加 → 血流量低下・高血圧
粘度上昇と高血圧により血栓が発生 → 血流低下
血小板の凝集能は交感神経系の活動で上昇、魚食で低下
カフェインは血管を収縮させ血流を低下させる
赤血球の柔軟性はコレステロールの過剰で低下 → 血行不良・脳酸欠
血流の基本的知識ですね 血流を低下させると脳が酸欠状態になる・・・
脳血流低下により興奮性上昇、精神機能・記憶力が低下 → うつ病
脳血流確保のため交感神経系が活発化 → 自律神経失調・体調不良
長期的なストレス(交感神経系の活動)は血流低下の悪循環を招く
躁病は神経伝達の低下に脳が対処した結果発生する
うつ・躁状態ではドーパミンが過剰 妄想はドーパミンで発生
血流と脳機能の関係の基本的知識ですね 脳血流の低下で自律神経失調症になるんだ
そして 自律神経失調症の一つの症状が「うつ病」なんだ・・・
抗うつ薬はノルアドレナリンとセロトニンに作用するものが多い
抗うつ薬は脳内での作用を目的とするがその他の部分でも作用をする
ノルアドレナリンは心機能を増強し血流を増やすので抗うつ作用がある
SSRIの投与により自殺や暴力行為の危険性がある
SSRIは血小板の凝集を阻害し、血流を改善する
SSRIの本当の薬効の説明ですね SSRIは血小板に作用していたんだ・・・
このように 箇条書きで論理的に書いていただくと分かりやすい
自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた場合に起こる症状の総称のことです。
自律神経とは血管、リンパ腺、内臓など自分の意思とは無関係に働く組織に分布する神経系のことであり、呼吸や代謝、消化、循環など自分の意思とは無関係で生命活動の維持やその調節を行い、絶えず活動している神経である。
交感神経は代謝、消化などの生命活動を活発にする働きをし、副交感神経は交感神経とは全く逆の働きをする。人体ではおよそ12時間交代でこの二つの神経の優位が入れ替わるとされているが、夜更かしやストレスなどで脳を休める時間が減ると自律神経が興奮し、結果的に交感神経と副交感神経の優位入れ替わりのバランスが崩れ、自律神経失調症となるとされている。
(Wikipedia抜粋)
「薄田甲斐氏」は論文のなかで、うつ病の治し方をとてもシンプルな「生活改善」で治ると書かれていた
・運動をする ・高血圧の改善 ・精神的ストレスを避ける ・冷たい刺激を避ける ・肉食から魚食に変える
・カフェインの摂取制限 ・コレステロールの摂取制限 ・各ビタミンの摂取 ・水分を適量摂取
特に運動に関しては「運動は必ず行ってください。心機能と脂肪代謝の改善が最も効果的と思われます。
運動強度は各々の体調に合わせて、無理をせず行ってください。」と書かれていた
Nicoも「うつ病の治し方」を自分の体験から導いた方法でブログに何回か紹介した
「散歩」がいい とか 「怒り」の感情は良くない とか「脳を興奮させてはいけない」とか・・・
「運動」に関して思うと、最近一日2回のリオの散歩以外に、「6段変速自転車」を買ったので「サイクリング」も良くするようになった、地下鉄や電車の2駅ほどの距離は「自転車」で移動している
「魚食」に関して思うと、最近「牛肉」はほとんど食べなくなった 食べないというよりスーパーで見ても食欲が湧いてこない、鮮魚売り場の魚が「美味そう」に思える・・・
この3カ月は、週に3回は「サバ」「ブリ」「シャケ」を食べている
離脱症状が薄らいできたのは「運動」と「魚食」が関係しているのかもしれない
今後気を付けなければならないのは「カフェインの摂取制限」と「冷たい刺激を避ける」だな・・・
コーヒーは好きなので1日4杯は飲んでいる、まず 2杯にしてみよう
冬に備えての寒さ対策は、先日「ヒートテック」を数枚買った 特に足先が寒く感じるので厚手のソックスも買い込んだ
大きな二つの指針ができた、後は実行だけだ・・・
うつ病の原因が自律神経失調症が原因の「脳の毛細血管レベルの血流不良」だと分かったうえは、血流の障害になるようなことは極力(ストレスにならない程度に)控える
そして減薬・断薬治療に疑問があれば、アシュトンマニュアルを読み返す・・・
さあ あなたはメディカル・マフィアの「モノアミン仮説」を信じますか
それとも「薄田甲斐氏」の「脳の毛細血管レベルの血流障害説」を信じますか・・・
Nicoでした