グランドキャニオンには柵がない・・・
小沢一郎氏の「日本改造計画」の前書きだ。
1993年5月に講談社から出版され、ベストセラーになった・・・
小沢氏が規制の多い日本を揶揄するために用いた「前振り」のネタである
大きく突き出した岩の先端では若い男女が座り、戯れていた。注意を促す人もいないし、立札もない。日本だったら「立入厳禁」などの立札があちこちに立ち、管理人が素っ飛んできて注意するだろう。
中略
「もし日本の観光地で事故が起きたら、どうなるだろうか。観光地の管理責任者は新聞やテレビで轟々たる非難を浴びるだろう。なぜ柵をつくらなかったのか。なぜ管理人を置かないのか。なぜ立札をたてないのか・・・
中略
だから日本の公園管理当局は、前もってありとあらゆる事故防止策を講ずる。行動規制だ。観光客は規則にしたがってさえいれば安全というわけだ」
(引用 : 大下英治「小沢一郎の政権奪取戦略」河出書房新社・55頁)。
この頃から「規制緩和」という言葉が流行りだし、「小泉・竹中 構造改革」路線に突入したと思う・・・
(小泉首相 : 2001年4月-2006年9月)
「ニコラスの呟き」で「政治ネタ」を書くつもりは毛頭ない
政治に関しては、言いたいことは山ほどあるが、もし書くとすれば別のSNSで始めます・・・
今日 呟きたいことは、「規制緩和」→「構造改革」という路線の中で生み出された「負け組」に対して使われる言葉
「自己責任」という言葉・・・
私たち「向精神薬」の薬害被害者も「自己責任」なんだろうか・・・
2ちゃんや管理人のゆるいSNSの掲示板に、その様なコメントが溢れていることは承知している
Nicoはブログで「無知は危険を伴う・・・」と注意勧告はしているが、決して「自己責任」という安易な結論には到底たどり着けない・・・
国力が低下し 隣国・中国にアメリカにつぐ経済大国の地位を奪われると分かった時から
「国」はこれからの成長分野として必ず「医療・介護」という言葉を念仏のように唱え続けてきた・・・
老人の人口比率が増加するので「介護」は理解できる、しかし「医療」が何故 成長分野なんだ
人口が減少しているのに、何故「医療」が成長するんだ・・・
メタボの基準値の「胴囲」の数値を操作するだけで「成人病」だと不安を煽り、「精神医療」においてはもうデタラメな精神科医の暴走を放置しているこの「我が国の政府」
何人も 何人もの健常者たちが「病気にさせられて」いる・・・
観光地に「立入厳禁」の注意看板を行政指導で立てさせるのであれば
ICを全くしない精神科医に何故罰則を科さないのだ・・・
医療を全て否定なんかはしていない
「肺気胸」の手術を受けたとき、私と家族はくどいほど手術のリスクの説明をうけた・・・
交通事故で毎年5000人死んでいるから「自動車は危険だ、乗るな」とは言わない・・・
自動車メーカーはPL法(製造物責任)の有無に関わらず、安全な自動車の開発に取り組む・・・
そうすれば消費者に認められ、やがてそれが利益となって還元されることを知っているから・・・
経済原理の「正のスパイラル」である
しかし、製薬業界においては、正反対の「負のスパイラル」が横行している・・・
病気じゃなければ、不安をあおり、「病気を発明」してまで あなたは「病気」ですと洗脳をしかける
政府が放置し続け、安全だと信じ込まされて服用した「向精神薬」によって 私たちは「薬害」に苦しんでいる
覚醒剤とほぼ同じ薬理効果なのを伏せられて「依存症」に成り果てた・・・
これが「自己責任」なのか・・・
そうであるなら もうこの国は「無政府状態」だ
「自己責任」というなら、せめて判断するのに必要な情報は与えてくれ
「自己責任」というなら「タバコ」のように「広告規制」をしてくれ
あまりにも恣意的な情報が溢れかえっているじゃないか・・・
何度でも 何度でも書き続ける 呟き続ける
向精神薬は危険だ
精神科には絶対に行ってはならないと・・・
Nico