ADHDと診断され 「コンサータ」をお子さんに呑ませている お母さん お父さんへ・・・ | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

現在、日本でADHDに効能・効果が承認されている薬はメチルフェニデート塩酸塩徐放錠(コンサータ)とアトモキセチン塩酸塩(ストラテラ)があるようだ・・・


『コンサータは、ドーパミンおよびノルアドレナリントランスポーターに結合し再取り込みを抑制することにより、シナプス間隙に存在するドーパミンおよびノルアドレナリンを増加させ、神経系機能を亢進させ、ストラテラは、神経終末のノルアドレナリントランスポーターに対する選択的阻害作用を有し、シナプス間隙のノルアドレナリンを増加させることにより、神経系機能を亢進させ、ADHD症状を改善すると考えられています。』




という例によってエビデンスの不明瞭な仮説によって「有効」だと精神科医は説明する・・・



しかし



ある医療サイトで副作用の概要を調べてみた・・・


AD/HD患児を対象として国内で実施した第Ⅱ相試験、第Ⅲ相試験及び長期投与試験の総症例216例中、副作用(臨床検査値異常を含む)は174例(80.6%)470件に認められた。その主なものは、食欲不振72例(33.3%)、初期不眠症29例(13.4%)、体重減少26例(12.0%)、食欲減退19例(8.8%)、頭痛18例(8.3%)、不眠症13例(6.0%)、腹痛12例(5.6%)、悪心12例(5.6%)、チック11例(5.1%)、発熱11例(5.1%)であった。(承認時)』




と記されていた・・・


有害作用(副作用)発生率 80.6%!! これって酷くないかい!!!




コンサータ インタビューフォーム(1)を調べてみた




あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか・・・             (ニコラスの呟き)




またまた「小児等への投与」にこんな記載があった・・・



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小児等への投与


1) 低出生体重児、新生児、乳児、6歳未満の幼児、並びに国内では13歳以上の小児に対する安全性は確立していない。

6歳未満の患者及び国内では13歳以上の患者を対象とした試験は、実施されていない。

2) 長期投与時に体重増加の抑制、成長遅延が報告されている。[「重要な基本的注意」の項参照]



(解説)

16歳未満のAD/HD患児を対象とした本剤の臨床試験は、国内及び海外で実施していない。また、国内では長期投与試験において、15歳までの患者での投与経験はあるものの、13歳以上の患者を対象とした試験は実施していない。


2)国内で実施した長期投与試験において、体重増加不良が2例報告されている。

また、海外では小児にメチルフェニデート塩酸塩製剤を長期投与した場合に、体重増加の抑制、成長遅延の可能性を示唆する報告がある。


体重増加の抑制及び成長遅延は、メチルフェニデート塩酸塩製剤による食欲の低下と密接な関連があると考えられる。通常、メチルフェニデートの血漿中濃度が高い昼食時間帯に食欲が低下し、夕方から夜には食欲を回復していく。食欲の低下やその徴候が認められた場合には、必要に応じて、朝の服用を朝食後行う、食事内容の工夫(栄養価の高いものを朝食や夕食に摂取したり、軽い夜食を摂取したりすること等)や休薬日を設定するなど食欲の低下に対する予防・軽減策を行うこと。

「第3版注意欠如・多動性障害―ADHD ―の診断・治療ガイドライン」には投与量の調節で対応できる場合も多いと述べられているが、身長や体重の増加が思わしくない時には投与を中断すること(「重要な基本的注意とその理由及び処置方法」の項(p.21)参照)。



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何度でも 何度でも 呟きます・・・



お母さん お父さん



これでも あなたたちの大切なお子さんを「精神科」に連れていきますか・・・



Nico



(1)インタビューフォーム

医薬品インタビューフォーム(略称I F)とは、発売中の医療用医薬品に対し、日本病院薬剤師会(日病薬)が作成・配布を製薬企業に依頼しているもので、添付文書では不十分な情報を補ったり、医薬品を薬剤師が評価するために提供される総合的な医薬品解説書の一つ。製品の薬学的特徴、製剤の安定性、注射剤の溶解後の安定性、使用上の注意の設定理由、毒性などといった薬剤師が必要とする医薬品情報のうち、添付文書では十分に得られない情報を収載している。

簡単に言うと添付文書に書いてないMRから集めた薬品の情報を薬剤師の方々が整理した文書だと思えばよいです。

Wikipedia抜粋)