パキシルのインタビューフォームを調べてみた・・・
医薬品インタビューフォーム(I Fと省略表記される)とは、発売中の医療用医薬品に対し、日本病院薬剤師会(日病薬)が作成・配布を製薬企業に依頼しているもので、添付文書では不十分な情報を補ったり、医薬品を薬剤師が評価するために提供される総合的な医薬品解説書の一つ。製品の薬学的特徴、製剤の安定性、注射剤の溶解後の安定性、使用上の注意の設定理由、毒性などといった薬剤師が必要とする医薬品情報のうち、添付文書では十分に得られない情報を収載している。
簡単に言うと添付文書に書いてないMRから集めた薬品の情報を薬剤師の方々が整理した文書だと思えばよいです。
(Wikipedia抜粋)
「小児等への投与」に気になる記載があった・・・
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(1)小児等に対する安全性は確立していない。また、長期投与による成長への影響については検討されていない。
(2)海外で実施した7~18 歳の大うつ病性障害患者(DSM-IVにおける分類)を対象としたプラセボ対照の臨床試験において本剤の有効性が確認できなかったとの報告がある(「警告」の項参照)。
また7 ~18歳の大うつ病性障害、強迫性障害、社会不安障害患者を対象とした臨床試験を集計した結果、2 %以上かつプラセボ群2倍以上の頻度で報告された有害事象は以下のとおりであった。
本剤投与中:食欲減退、振戦、発汗、運動過多、敵意、激越、情動不安定(泣き、気分変動、自傷、自殺念慮、自殺企図等)なお、自殺念慮、自殺企図は主に12~18歳の大うつ病性障害患者で、また、敵意(攻撃性、敵対的行為、怒り等)は主に強迫性障害又は12歳未満の患者で観察された。
本剤減量中又は中止後:神経過敏、めまい、嘔気、情動不安定(涙ぐむ、気分変動、自殺念慮、自殺企図等)、腹痛
〈解説〉
海外で実施された小児(7~18歳)を対象とした本剤のプラセボ対照比較臨床試験において、強迫性障害、社会不安障害患者においては有効性が認められたものの、大うつ病性障害患者に対しては本剤の有効性を証明する結果が得られなかった。
また、大うつ病性障害、強迫性障害、社会不安障害を対象とした短期二重盲検プラセボ対照比較臨床試験の結果を集計したところ、本剤投与中の有害事象として、食欲減退、振戦、発汗、運動過多、敵意、激越、情動不安定(泣き、気分変動、自傷、自殺念慮、自殺企図等)が、発現頻2%以上かつプラセボの頻度の2倍以上で報告された。
このうち、同一の漸減法を用いた試験において、本剤減量中又は中止後に、神経過敏、めまい、嘔気、情動不安定、腹痛が、同様に発現頻度2%以上かつプラセボの頻度の2倍以上で報告された。有害事象のうち、自殺念慮、自殺企図等、自殺に関連する事象が12~18歳の大うつ病性障害患者で多くみられた。
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通常、精神科医の処方はパキシルのようなSSRIとベンゾジアゼピン系安定剤が一般的な処方である
何度でも言います
お母さん お父さん
これでもお子さんを「精神科」に連れて行きますか・・・
Nicoでした