新報道2001 | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

昨日、日曜日の「新報道2001」ご覧になった方は多いのじゃないでしょうか・・・


キャスティングが個性的な面々

大阪市長・大阪維新の会代表の橋下徹さんを筆頭に「ミスター年金」といわれた長妻昭、「自民党・元厚労大臣」舛添要一、「元大蔵省官僚」榊原英資等とどの様な展開になるのか興味深く見ていたが、やはり元弁護士・ディベートの達人橋下徹市長が議論をリードし、榊原英資さんなどは殆ど出番はなかった。


テーマは「生活保護不正受給」問題が中心テーマだった。


議論途中のインサート映像で大阪・西成区の取材ビデオが流された


そこには捨てられている山のような薬、そして路上点で売られている薬、ボカシは入っているのだが見覚えのある「向精神薬」と思われる薬もあった。


生活保護の実態は無料で薬を貰い放題である。1割負担にでもすれば相当ブレーキがかかるとも思うが厚労省は「憲法25条」を理由に一部負担も認めようとしない・・・


2010年度データの大阪市の生活保護費の総額は2910億円、医療扶助はその内の44.4%の1291億円、本来の目的である生活扶助費35.4%の1030億円より多い、これっておかしくはないか???


特に精神疾患は本人が「眠れない」「不安だ」と言えば医者は検査で証明のしようがないので、永遠に無料で大量の薬が処方される・・・


住人の1/4が生活保護受給者といわれる西成区では、ホームレスの人たちを無理やり生活保護申請をさせ指定するアパートに住まわせ、家賃や諸経費を徴収する。所謂「貧困ビジネス」が問題となっている。そして診断基準があいまいな精神科医に行かせ、転売闇市場で人気のある「睡眠薬」や「安定剤」を大量に処方させ闇ルートに流す・・・


驚いたのは「西成でまかれていたチラシ」

そのチラシのキャッチコピーは「不要な薬買います!!」その内容は薬品名・買取価格・そして各々の薬を処方してもらう問答集まで書かれていた

持病のない生活保護受給者もこれさえあれば薬が処方され、転売すればお金になる・・・


血液検査や尿検査さえしない精神科がターゲットになるのは明白である


処方の際、精神科医たちは何の疑いも持たないのだろうか

一部の精神科医は「貧困ビジネス悪徳業者」とグルになっているという。

番組は「悪物は不正受給者」という制作スタンスであったが、もう一度言う


医療扶助費が生活扶助費より多いのは明らかに異常である。


病気かどうかも疑わしい状態で病院で薬を大量に処方してもらい、それを転売する。


そんな不正受給者は「悪い」と思うが、Nicoはそれより悪いのはこの制度を「金儲け」に利用してる精神科医を含めた医者が「一番の悪人」だとあえて言う