地蔵菩薩
毎朝のリオの散歩コースに「お地蔵さん」がある
一般的には「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶお菓子が供えられている
地蔵菩薩 は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊で親しみを込めて「お地蔵さん」と呼ばれる
語源はサンスクリット語の「クシティガルバ」
クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」と言う
菩薩(梵名ボーディ・サットヴァの音写)は仏教において、成仏を求める修行者のこと
後に菩薩は、修行中ではあるが、人々と共に歩み、教えに導くということで、
庶民の信仰の対象となっていった
大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の
大慈悲の心で包み込み、
救う所から名付けられたとされる
覗いて見ると「煎餅」や「キャンディー」が供えられていた
時折、拝む人を見かける
彼女はお子さんを亡くしたのか・・・
日本人は無宗教だと言われるが
「仏教」はしっかりと生活に根付いていると感じる朝のひと時である