フレンズオンアイス2023 | みづきのブログ

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フィギュアスケーターの高橋大輔さんを応援しています

8月27日にCSで放送されたフレンズオンアイスの千秋楽を今頃ですが全部観ましたので、その中でも印象に残った演技について感想を書きたいと思います。

 

オープニング群舞「黒く塗れ」は格好良かったですね。島田選手はフレンズは初めてとの事ですが、長い手足を生かしたムーランルージュの表現は素敵でした。今シーズンは安定した実力が出せますように。本郷理華さんも現役の時より自由に伸び伸び滑っている印象で、プロ向きなのかと。三宅選手もフレンズは初めての出演だそうですが、島田選手共々フレンズに馴染んでいる感じですね。今季フリー、期待したいです。三原舞依選手も初出演との事で、新プロを披露してくれました。メンバーの若返りはフレンズというショーの活性化のためにも大切なのではと思わされます。アボットは相変わらず綺麗なスケーティングと小粋で都会的な表現力。バックフリップまで披露してすっかりベテランショースケーターですね。安藤さんも流石元世界女王、勿論荒川さんもですが母親でもしっかり体を絞っていて、スパイラル等魅せてくれますね。

そして第1部の終わり、ランビエール、村元哉中、ポジェ、高橋大輔の4人で演じるポエタ。今回のフレンズの演目の中でも最高でした。2007年の東京ワールドをリアルタイムで観ていて、日本男子初の銀メダルの高橋選手のオペラ座と同等に、ランビエールのポエタの演技は衝撃的な迄に感動を与えてくれました。今回もランビエール自身の振り付けで、ランビエールのソロパート、村元哉中のソロ、村元ポジェのカップル演技、そしてランビエールと高橋さんの二人の競演。凄く素晴らしかったですが、もう少し高橋さんの演技を長く観ていたかったです。ソロパートがあったらなあ。本当にフラメンコのプログラム、何時かじっくり取り組んで魅せて貰いたいです。

第2部はキャッツのグループナンバーでスタート。版権とか大変でしょうが、ミュージカルやオペラの内容をフィギュアスケートで、長い上演時間でじっくりと演じたものを観てみたいです。その後は竹内土屋のキッズアイスダンサー。かなだいを尊敬していて、引退後5月のスカイコートのスケート教室でもかなだいの指導を受け、サプライズで花束をくれたそう。ミスはありましたが、アイスダンスを始めて1年ということで、将来性にも期待させて貰えそうですね。ずっと続けて欲しいです。シェイリーンやジェイソンのプロは楽しく、滑りと見せ方の上手さを感じました。そしてかなだいの新しいプログラム!衣装も振り付けもモダンと言うかコンテンポラリーな感じで個性的で素敵。ジャンプを入れたりショー用のプロだけに自由な所も良いです。ランビエールのソロ演技もマーラー5番のアダージェットが情緒的で、彼のスケートと合っていて余韻のある滑りでした。そしてフィナーレでも又かなだいのポエタが観られて嬉しかったです。やっぱりフレンズのアットホームな和やかさ、良いですね。千秋楽のチケット、取るのは困難でしょうが一度だけでも生で観てみたいものです。