アイスエクスプロージョン2023 | みづきのブログ

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フィギュアスケーターの高橋大輔さんを応援しています

今頃何ですが、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。下は、息子の作った今年の年賀状です。

今月9日、アイスエクスプロージョン2023のTV放送があり、鑑賞致しました。55分というダイジェスト版?で、完全版も3月に放映予定だとは言え、今ここで完全な全体像を観られないのは、何とも残念…そう思わせる予想以上に素晴らしく、斬新なショーでした。前回、最後の男子シングル時代の時からもう3年経つんですね。

今回は高橋大輔選手がプロデュースやアイディアを出し、マッシモ・スカリと組んで振付や全体の構成を組み立てていて、光と影の照明と音楽に、ダークでサイバーパンク的世界観、グループナンバーをメインにテーマ性を打ち出した、非常にユニークでアーティスティックなショーだったと思います。

オープニングのグループナンバーも全体に儀式か祀りの様なエネルギーを感じました。男性10人でのグループナンバーも格好良くて素敵でしたね。アマチュアを引退したらしいミハル・ブレジナ選手が急遽参加していたのも嬉しかったです。高橋選手のアイディアで、兎年にちなんだ白い衣装、黒いサングラスと靴のコントラストもシャープで未来的でした。3部構成のグループナンバーもジェイソン・ブラウンと高橋選手の滑りが観られたり、スカリを高橋選手がリフトしたり、見どころ沢山でした。8人で滑る時は、モダンバレエの群舞を観ているかのようでした。

勿論個々の選手のプロも素敵でした。特にアイスダンス選手だったスカリのソロ、友野選手や三浦選手のスピーディーでパワフルな演技。かなだいのスカリ振付のエキシナンバーLove Goesも感情のこもった演技で、最後二人が氷上に横たわる所で何か胸が一杯に…泣けてきそうになります。

圧巻だったのは高橋選手のソロ演技から続くフィナーレへのドラマティックな流れでしょうか。2018−19年のエキシ「krOne」、以前より更に表現力が増したような印象を受けました。アイスダンスの靴でダブルアクセルジャンプ迄!少し手をついてしまいましたが、楽では見事に決めたそうです。仲間や友、この世界に生きる皆で、困難な時代を乗り越えて行こうという思いのこもったメッセージも、ギルティクラウンのテーマと相まって、胸を打つものでした。

四大陸やワールドも控えているのに、こんな企画やリハーサルも大変だったであろう素晴らしいショーを高橋選手始めスタッフやキャストの皆さん、本当にありがとうございました。高橋成美さんの解説もスケート愛に溢れていて良かったです。又氷爆3回目是非開催して欲しいです。この世界観を生で観てみたい!