もうすぐ4月も終わりですが、かなだい組の去就は判明しませんでしたね。いつ発表されるのでしょうか、当分やきもきする日々が続くのかな💧SOIとても良かったですが、今日は今更ですが世界選手権の男女シングルの、注目していた日本選手の演技の雑感などを…。
女子シングル、3月26日の早朝、何とかLIVEで坂本選手のフリーを観ました。オリンピックの時よりスピードがあり、表現もより伝わってくるものがありました。グラディエーターはとに角WOMANはリショーらしく難しいプロだと思います。坂本選手と云えば、ダイナミックなジャンプやスピードは素晴らしいけれど所作や表現力が課題とされたりもしましたが、このフリーではそれらが克服されたと感じました。枠取りプレッシャーのかかった所や、オリンピック銅から一段と成長しての世選金(これは男子の宇野選手も一緒ですが)というのは、バンクーバー、トリノの時の高橋選手と重なります。世界女王おめでとうございます!
男子シングルは2018年同様補欠二番手として出場した友野選手と宇野選手に特に注目していました。18年も5位という立派な成績でしたが、今回も6位と健闘して、正に「代打の神様」。特にSPは3位とスモールメダルゲットで良かったと思います。彼の、観ている者を楽しませ幸せな気持ちにさせる演技がとても好きなので、大きい方のメダリストにも是非成って欲しいですね。宇野選手、SPのオーボエ協奏曲は完璧な出来で、嬉しそうな宇野選手を見てこちらも嬉しくなりました。バロック曲の似合う落ち着きある演技で、風格が感じられました。フリーのボレロも確かな技術と大人の演技が融合して、宇野選手ならではの気迫ある表現となっていて感動しました。世界王者おめでとうございます。宇野選手の実力なら、とうに獲っていてもおかしくなかったですが、良かったです。フリーの振付師でもあった、ランビエールコーチが居てくれて本当に良かった。
勿論、鍵山選手もりくりゅう組も銀メダル、凄いです。日本、本当に全カテゴリーでフィギュア強豪国になってきて、来季も楽しみです。