東京五輪、始まりましたね。コロナとスタッフのトラブル続きで開催も危ぶまれていましたが、連日のメダルラッシュは日本人としてとても嬉しいです。開会式も観ていましたが、演出責任者が途中で変更されたりした所為か、パフォーマンスは盛り沢山でしたが、テーマ性や統一感が今一つバラバラだったというか(個人的に92年アルベールビル五輪の演出がセンスが良くて印象に残っています)。でもドローンで構成された宙に浮く球体のエンブレムや地球は美しく、思わず見入ってしまいました。
後、冬季五輪選手だった荒川さんが出てきてびっくり。お綺麗でしたが、随分感じが変わったような。ピクトグラムもアイデアは面白いですが、スケジュールがきつくて時間が足らなかったんだろうなーと感じたり。聖火点火後に流れた曲がファンである現代音楽家、吉松隆さんの交響曲2番「地球にて」のフィナーレ部分であったのが、個人的に一番の嬉しいサプライズでした。この作品は、吉松さんの作品でも特に好きなものの一つで、使用された第三楽章を中心に編集したらフィギュアスケートのプログラム音楽に合うのではないかと、昔から思っていました。どなたか滑ってくれないですかねぇ…以前、恩田美栄選手が「メモ・フローラ」を使っていたのは記憶にあるのですが(調べたら04ー05年頃でした)。
それにしても、開会当座は少しなら観客を入れても…と思ったのですが現在の東京のコロナ患者数を見ると矢張無観客で良かったと思ったり。私も未だワクチンを打てずにいますが、気を付けていかないといけませんね。