ランチの後は近所にある岡山県立美術館へ、開催中の「雪舟と玉堂」展を観に息子と歩いて行きました。息子も大学でデザインを専攻して、博物館学芸員資格も取っているので、以前はよく家族で美術館巡りをしていました。ここ2年程はコロナでそれも思うに任せないところでしたが、2018年にベラスケスの作品が観たくて行ったプラド美術館展が印象に残っています。神戸市の、初めて行く兵庫県立美術館でしたが、安藤忠雄の建物と現代彫刻が充実していて見応えがありました。
これは前庭にあったザッキンの彫刻ですね
兵庫県立美術館の向かいには、あの坂本花織選手の母校の中学校があったのにもびっくり。先日の国別の演技も本当にダイナミックで格好良く素敵でした。これからも頑張って欲しいです。
雪舟等楊は地元岡山の巨匠です。総社市に在った、涙を足で受けネズミの絵を描いたという逸話の伝わる宝福寺跡に行った事も。
大規模な特別展としては、2002年に京都国立博物館で開催された没後五〇〇年展で、そちらで既に主要な作品は観ているのですが、この時は凄い観客で入館にも3時間位待ちました。あれから20年近く経ちますが、又素晴らしい作品群に再会したいと思い息子も雪舟の作品をまとめて観たことはないので、二人で観る事に。
国宝の全長16メートルの四季山水図巻、慧可断臂図等、型にはまらず現代的で新鮮な、古臭さを感じさせない画風に、二人して感動して居ました。
コロナが収まって、心置きなく自由に芸術やスポーツを鑑賞出来る日が早く訪れますように。