14日の高橋選手引退発表からもう1週間以上経ちました。
やっと気持ち的に落ち着いて来たような…当日は、夫に朝
LINEで知らされて…青天の霹靂というか、大ショックでした。
トークショー等から漏れ聞こえてくる彼の言葉から、引退は
半ば覚悟していた筈なのに。現実のものとなってしまうと、
自分の思うようにやって欲しいというもの分かりの良いファン
の態度をかなぐり捨てて、もう少しだけでも現役を続けて!
試合での演技を未だ観たい…と、本当に我が儘ですが…
痛切に感じてしまいました。
勿論、理性ではこれで良かったのだと言えますが。
感情は思う通りになりませんね……。
現在家庭教師的な事をしているので、中間テストまっただ中
の当時、気は紛れたのですが…高橋選手の会見を聴く迄は
一度引退しても、ヴィットやランビエールみたいに五輪前に
戻ってくる例もあるのだし…などと、祈るように思っていまし
た。高橋選手が会見でそういう事にも触れていたのを聴い
て、逆に冷静になったと言うか。右脚の調子が劇的に回復
すれば良いですが、若手が育っている事や、スケ連の体質
をも考えると、数年スケートから離れて戻ってくるのは、容易
なことではないですよね。
彼の納得のいく試合での演技で、万雷の拍手と花束に包ま
れて、現役を終えて欲しかった。
でも、地元岡山で引退会見してくれたのは、始まりの町から
区切りをつけたというか、昔から人との絆を大切にする高橋
選手らしく、これもありだと思えました。
どんな道に進まれても、それが又予想のつかない曲がりくね
った道であっても、これからもずっと応援しています。
本当にお疲れ様でした、高橋選手。
素晴らしい技術と表現力の、観客と双方向に対話するような
演技を有難うございました。
貴方のスケートは、私にとって心の支えであったり…これからも
得難い宝物であり続けると思います。