成功から最も遠いのはGIVERである | コイツの物欲が止められない

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ビジネスプロモーションの悩みからカメラ物欲処理まで。

 

いやー久しぶりにすげー共感した。

こんな情報をネットで見ました。

 

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GIVER:受け取る以上に与えようとする人、

TAKER:与えるより多くをもらおうとする人、

MATCHER:GIVE & TAKE のバランスを取ろうとする人

 

このうち 

成功から最も遠いのはGIVERである 

と言うのです。

 

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“Givers Gain” とか(これを標榜されている異業種交流会もあります)、

 

“与えよ、さらば与えられん”

解釈:無条件に与えなさい、そうすれば神の祝福が与えられるでしょう。

新約聖書(ルカによる福音書第6章)

 

とか。

 

ほぼ独立してからずっと、言葉としてはよく知らなかったんだけども、

そんなカッコ良い言葉がある。

 

もっとわかりやすい例だと

「損して得取れ」的なのもそうかな。

 

 

 

言ってることは基本、

自分から進んで身を切りんしゃい☆

先にやっておあげなさい☆

ってことなんだけども。

 

だいたい大人ならわかってると思うのよ。そんなこと言われんでも。

 

「そもそも接待ってそういうものやん」っていうね。

 

なのに果たして本当に『GIVER』はダメなのか。

 

 

ビジネス書コーナー行けばその辺のこと書いてある本、いっぱいある。

だから難しいこと学びたい人は本屋行ってもらうとして。

 

 

 

結論から言うと、

 

最も成功しているタイプもまた、

『GIVER』である とのこと。

 

 

??ドユコトー!!!??

 

 

って、一瞬なったのですが、最終的にすげー腑に落ちたのでざっくばらんに書いていきたいと思います。

 

 


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ビジネス・事業を立ち上げた時。

とりあえず顧客・信用を得ねばなりません。

 

そこで“Givers Gain”な状況発生です。

知ってもらわんと何にも始まらんのですからね。損して得取れです。

 

で、

『どこまで“GIVE”すりゃいいんじゃ!』

ってなると思うのです。

 

その答えをもらった体験をちょっとお話ししたいと思います。



 


 

 

アルバイトをしながら写真作家活動をしていた20代の頃。

移動は基本的に自転車。タイヤのほっそい、いわゆるロードレーサーに乗っておりました。

ネットでポチっちゃった私は後から知ることになるんですが、この手の専門的な自転車は、

実店舗で買い、その後のメンテも含め、プロに長くお世話になることがセオリーだったりするのです。

その証拠に、他店で買った自転車はメンテをお断りされるお店も存在します。(最近はだいぶ緩くなって来てるのかな)

 

私は無論そんな贔屓店は存在しないので、自分でやっちゃうことになります。

ですがちょいちょいわからないこと、通販じゃ難しいこと、あるんですよ。

なのでバイト先近くにあったロードレーサー・MTB専門店に足繁く通い、いろんなことを教えて頂きました。

 

持ち込み客なので、もちろん微かな罪悪感もありました。

なのでそこでカスタムをお願いしようとしても、なぜか断られるのです。

例えば、その中古のパーツあるからあげるよ、とか、そのグレードはどうせまた買い替えたくなるからやめとけ、

とか、このくらいの調整ならタダでやってあげるよ、とか。

 

もちろん大してお財布に金は入ってなかったのですが(それがモロバレだったとしても)、

全然買わせてもらえないのです。

 

その時の私の心境

「どーやったら金使わせてもらえるんじゃー!」

 

おかしいでしょこれ。

結果として、友人がチャリ欲しいっていえば片っ端から連れて行き、大きなカスタムをするとなるともちろんそこにオーダーさせる。

小さなものから全てそこで買いたい!

そんな大ファンになってしまっていたのです。

 

完全に憶測ですが、もしかしたらチャリ屋のオーナーさんは
「このガキは金持ってねえけど、ハマったら友達連れてくるんじゃないかしら」
くらいは考えたかもしれませんね。

 

 




よく、「ちょろちょろっとサービスを提供して、見返りが見当たらないので撤退」という状況に出会います。

もしかしたら本人にとっては「ちょろちょろ」ではないのかもしれません。

が、ファンにならなかったらほぼ無駄なんですよね。

 

 

じゃあどのくらいなら有効になるのか。

私が経験に即して自分に課したラインがこちら。

 

「相手が吐くまで食わせる」

 

そう、「頼むからお金払わせてくれ」と言われるまでやりきるのです。

ニーズがないならニーズがある人を紹介したくなるまで。

「これ以上タダでいただくのは心が折れる」と思われるまで。

 

それまで全く顧みることなく、全力で突っ込みます。

 

それは現金とは限りません。もっと高単価なもの、「時間」や「情報」であることも多いです。

押し付けもまた迷惑なので、相手が喜ぶことをやる必要があります。

 

・負担が最低限もしくは楽しい(継続性有)

・相手が喜んでもらえる(他者利益有)

・何より自分が楽しめる(自己利益含)

 

そんなカテゴリでサービス展開すると実現しやすいかと思います。

 

最も重要なのは、たっぷりゲロ吐くほど満たされてくれた挙句、一緒に喜べる相手を見極めなければなりません。

 

そんな相手と「これ以上は吐く」的な関係を構築することができたなら、その後も非常に良好なパートナー関係は結びやすいはずです。

だって既にGIVEられすぎて気持ちよくタプタプになってくれてるわけですから。

 

 




冒頭の

「成功から最も遠いのはGIVERである」

 

それは、「自己犠牲のカタマリのようなGIVERさん」を指します。

それは完全に搾取される対象なので、ホントにオススメできません。

恋愛関係で例えるとよくわかるじゃないですか。多くは語りませんが(笑)。

 

 

最も成功しているタイプの『GIVER』

他者をしっかり大きくすると言う強力な他者利益意識を持ちつつ、その暁に自己利益が見込む。

まさしくWin-Win。

確かに私を可愛がってくれている先輩経営者さんたち、見てると間違いなくちゃんと人を選んで全力GIVEしてます。

 

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私もそんなGIVERになりたいもんです。