実践的露出補正 ★その4 【補正編】 | 物欲のカタマリ

物欲のカタマリ

ビジネスプロモーションの悩みからカメラ物欲処理まで。

こんばんは。
写真家のnicoです。


これまで露出の測光方法について説明してきました。


今回はそれを踏まえた上での、露出補正にについてお話したいと思います。


様々な方法の測光方式によって【露出】を決定したとしても、
それはあくまでカメラが提案したアイデアの一つに過ぎません。



もしかしたら、意図と全く違う【露出】を提案しているかもしれません。


実際にシャッターを押して見て、
それから落ち着いて考えてみても良いのではないでしょうか?



もっと全体的に明るい方が良いのでは?
とか、

逆に
暗い方が良いのでは・・・など。



というか、まあそのどちらかしかないのですが(笑)。





カメラが提案してきた露出

すなわちこんな明るさで撮りますよという設定を




鵜呑みにするか、調整するか、
ということが【露出補正】の前提にあります。




では、具体的にやってみましょう。



ケータイなら多くの場合、
右ボタンと左ボタンで調整可能です



デジタルカメラの場合は
こんなボタンが背面にあることが多いです。






このボタンを押して、
左右にダイヤルを回してやると、シャッターを押した後の明るさが変わります。

+側に設定すると明るく
-側に設定すると暗くなります。



では実際にどう変わるのか、
お見せします。



まず、
【露出補正】していない、状態の写真。




背景の露出の影響を受けて、メインの被写体が暗く写ってしまいました。
白い背景をカメラが『眩しい』と判断した為です。



では、【露出補正】してみましょう。
ここでは【+】に【1.3】ステップ補正します。

これを【プラス補正】する、と言います。


ちなみにカメラによって違うのですが、
【1/2】ステップか、【1/3】ステップずつ設定可能です

そして撮影したものがこちら。

【+1.3補正】





綺麗に撮れました。






次に、マイナス補正について。






この写真はどうでしょう。





黒い背景に騙されて、カメラは『暗い!』
と判断した様です。



ですので必要以上に明るく撮られてしまいました。




では【露出補正】します。



ここではマイナス補正します。

【-】側【2】ステップカーソルを動かし、撮影。


【-2補正】





如何でしょう?

バランスの取れた明るさになりました。





このようにして、【露出補正】は行います。




フィルムカメラの場合はこうもいかないので、
ポラロイドフィルムを使ってテストして補正したり、

勘で判断して補正したりします。

もちろんベストなのは露出計を使う事ですが。
なかなか仕事以外で使ってる方は少ないのではないでしょうか?





『背景が黒いから、1段半下げておこう』

とか、

『花嫁のドレスが白だから、1段上げておこう』
とか。



こうしたコントロールをするようになると、撮影がもっと楽しくなります。



いかなる撮影でも気にする必要のあるこの【露出補正】



是非自分でも試して見てくださいね!





nico.