minolta SR マウント用 エクステンションチューブ | nico nicoのブログ

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昭和の時代に製造されたカメラの中で特に一眼レフを中心に取上げます。

取り上げたいカメラは色々あるが、最近 接写 というものに興味が....。


毎日チェックしている中に お花の写真 を主に取り上げているブログがあります。


写真は非常にレベルが高く、はっきり写したいポイントを抑えつつ、わずかにボケさせることで奥行きを出したい所、背景は自然なまでに綺麗なボケになっていて、一輪の花の世界がこれ程深いのかなんて感動を覚えています。



そこで私も、普段見過ごしている野草などの小さな花の世界を自らの手とカメラで...接写を....なんて思いついた訳であります。


接写といっても、さっぱりな私....。所有機材といえば、クラカメと広角・標準・望遠と、接写とは程遠い環境。


最短0.45mでは花のおしべなど撮影出来る訳も無く....。


お安く接写するにはエクステンションチューブが必要との事でを調達してまいりました。


これが minolta SR マウント用エクステンションチューブです。


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これ、4分割になっていて組み合わせを変える事で、接写時の焦点距離を変える事が出来るようです。


ちなみにお値段は1000円でした。しかし、凄い質感の高さです。


これが1000円で買えるなんて何て素敵な世の中....。


今回、エクステンションチューブを装着するカメラは minolta SR-1 で、標準レンズ 55mm f1.8 という平凡仕様です。


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この標準レンズは最短焦点距離は0.5mで、全くマクロにもならない仕様です。


早速このSR-1に、このエクステンションチューブを装着します。


一番寄れる様に全チューブ接続状態に、まずは標準レンズを合体します。


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そしてレンズと合体したエクステンションチューブをカメラ本体に装着します。


作業としては大した事はしていません。


で、装着結果ですが、何とも格好悪い......。これじゃ恥ずかし過ぎて人が通る場所で撮影するのをためらいます。


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しかしこれでどれ位寄れるようになったかちょっと興味が.....。


カメラのレンズの向こうに、フジカラーのフィルムの箱を置いて接写の真似事をなんて事始めました。


その時の状態がこれです。


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ピントリングを回してみるが全くピントが合わない。ひょっとしてと思いカメラ全体を前後してようやくピントが合いました。


カメラのフィルタ枠からフィルムの箱までの距離は60mmと本当に接写が出来ます。これは凄い....ただの筒だろうと

思っていたがこれ程とは恐れ入りました。


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ちなみに自動絞りは利きません。被写界深度もペラペラで、全くもってスパルタンな仕様です。


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確かに接写は可能だが、この見た目が バツ! なので馬鹿にされる事を恐れ.....中止と言う事に。


お花の写真はまたいつの日にか.......。
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