Z級映画のツボ -16ページ目

Z級映画のツボ

 
マニアックな映画紹介、笑えない川柳やコレクションなどを公開しています!

 

監督・脚本:黒沢清
出演:西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之

 

もう、タイトルからしてネタバレです。

しかも、香川照之が出演していることから、誰が犯人なのかもバレバレです。

 

その結果、香川照之の怪人ぶりを鑑賞するだけの映画となっています。

犯人役が香川照之でなければ、成り立たない映画でしょう。

香川照之怖いっ!もう、顔がヤヴァイ!


高倉幸一(西島秀俊)は刑事をしていましたが、

連続殺人犯と関わったことから仕事を辞めて、妻の康子(竹内結子)とともにある町に引っ越してきます。

夫妻に子供はなく、マックスという大型犬を飼っています。

 

隣人は、西野という怪しいオヤジで、これが香川照之なのです。

康子は引っ越しの挨拶で手作りのチョコレートを渡しますが、西野は中身は何かとたずねます。

康子がチョコレートだと答えると、「ああ、チョコレート。今、1粒で1000円とかするの、ありますよね。ああいうのですか?」と西野はたずね、康子が違うと答えるとガッカリした様子を見せます。

さらに、「ご主人と僕と、どっちが魅力的ですか」と聞くなど、かなりキモチワルイオヤジです。

 

西野には澪という中学生の娘がいて、妻はうつ病だから人前には出れないということでした。

気味が悪いとは思いながらも、隣人だから仲良くしようと康子は努力します。

 

西野が住んでいる家の奥に監禁部屋があるんですけど、

重い扉で仕切られているコンクリート打ちっ放しの部屋がこれまた、スゴイんですよね。


幸一は大学で犯罪心理学の講師をしており、

野上(東出昌大)というかつての刑事仲間と、6年前に起きた一家失踪事件について調べています。

 

二人は、一家失踪事件でただ一人残った早紀(川口春奈)という女性に会いに行きます。

一家失踪事件を調べるうちに、その事件と今の自分の環境との奇妙な一致点を見つけ、不信に思うんですよね。

 

西野に「あなたの奥さんに、うちのことを根掘り葉掘り聞かれて迷惑してるんです」と苦情を言われたり、

その娘の澪に「あの人お父さんじゃありません。知らない人です」と言われたり・・・

じゃあ、誰なんだって話です。

 

ある日、一家失踪事件の現場の隣の家から5人の遺体が発見されます。

その内3体は失踪した家族の遺体であり、残りの2体は隣の家の夫婦だろうということでした。

では、5人を殺した人物は誰なのか!?という謎が残ります。

 

もっとも映画の中では謎ということになっていますけど、

この映画を見ている観客にはわかっています。それが、香川照之だってことを!

香川照之の怪演、ぜひごらんになってください。

 

 

監督:大友啓史、原作:清水玲子『秘密-トップ・シークレット-』
出演者:生田斗真、岡田将生、松坂桃李、織田梨沙、吉川晃司、栗山千明、椎名桔平、大森南朋ほか

原作は、死んだ人の脳をスキャンして記憶を映像化するという、清水玲子さんの漫画です。

数々の難事件に挑むのは、警察庁の科学警察研究所 法医第九研究室の特別捜査チーム、通称「第九」。
第九の室長・薪剛(生田斗真)は、東大法学部卒のエリート捜査員・青木一行(岡田将生)とともに、家族を惨殺して死刑になった露口浩一(椎名桔平)の事件を追っていますが、彼の脳の記憶から真犯人が娘の絹子(織田梨沙)であることを突き止めます。

さらに、絹子に関係した男達が同時に自殺するという怪事件も起こり、絹子の事件を追っているうちに薪は、貝沼清孝(吉川晃司)という連続殺人犯にたどりつきます。

貝沼と薪は過去に接触があり、ホームレスだった貝沼に薪がかけた温情がアダになったという皮肉なものでした。

肝心の絹子は事件のショックで記憶喪失、証拠となるのは父親の脳の記憶を再生した映像だけですが、MRI捜査の証拠とはならず、眞鍋駿介(大森南朋)を始めとする刑事達は、その裏づけ探しに奔走します。

死人の脳に残った映像を再生するためには、別人が記憶映像再現装置をつける必要がありますが、人間の記憶はドライブレコーダーのような録画とは違い、事実だけが映像に残るというものではないため、本人が感じた幻覚なども混じっています。

薪の同僚の鈴木克洋(松坂桃李)は、獄死した貝沼の脳にある記憶を見たために発狂。事件を解くカギとなるトップ・シークレットの「秘密」ですが、死んだ鈴木の脳の中にあるとされ、それを薪自身が記憶映像再現装置をつけて再生します。

最後に、絹子の居場所を探すために犬の記憶をスキャンするというのが面白かった!
この映画のキモとなっているのが、死人の脳の中にある記憶映像ですが、パソコンに保存してあるデータを自分の死後、他人に見られるようなものでしょうか?

脳の中の妄想なんか映像化されたら嫌だなぁ・・・というのが、私の感想です(笑)

 



監督:宮坂武志
出演:秋本翼、稲田千花、浅丘小幸、山本エレナ、北村一輝

過去にDV男を殺したトラウマで、「ザリカレプシィ」という緊張すると眠ってしまう奇病にかかった頼子。

とある森の中でさまよい、寄生虫の研究をする男と3人の娘に出会います。

寄生虫に感染して亡くなったという母親と頼子がそっくりだったことから、一家が暮らす寄生虫館で家政婦をすることに。


死んだ母親は暴力的な人物で、父親は「虫くだし」の研究に夢中。

さらに、犬の死体で寄生虫の研究をする娘達。寄生虫館を訪れる客を実験台にしています。

そんなアブナイ姉妹に、寄生虫入りの手製の寿司を食べさせられる、借金取りの男を北村一輝が熱演。

「寄生虫の話、もっと続けろよ!おまえの唇から、寄生虫の話を大気中に発生させてな、俺の鼓膜を振動するのがたまんねーよ」という寄生虫フリーク。

こういったヘンタイを演らせると右に出る者ありませんね。

ちなみに、お父さん役で特別出演の“三池ドコモ”は、三池崇史監督です(笑)


ラストは、まさかのハッピーエンド

「さぁ、いらっしゃい!ママの胸に。幸せになるのよ」

その後、彼女達が幸せに暮らしているかどうかは・・・定かではありませんがヒツジ


監督・脚本:ピーター・ハウィット
出演:グウィネス・パルトロウ、ジョン・ハナー、ジョン・リンチ

タイトルの「スライディング・ドア」というのは、電車のドアをあらわしています。

話は、広告代理店に勤めるヘレン(グウィネス・パルトロウ)が、仕事をクビになるところから始まります。

家に帰ろうとするへレンが駅に着き、地下鉄で電車に乗ろうとしたとき、目の前でドアが閉まります。

電車に乗り損ねたヘレンはその後、ひったくりにあってケガをして病院に行きます。


このドラマの面白いところは、電車に無事乗り込んだヘレンの話も同時進行で語られることです。

電車に乗ったヘレンの方は、隣りに座ったおしゃべりなジェームズ(ジョン・ハナー)が話しかけてきます。

後にヘレンは、このジェームズと親しくなります。


ヘレンが家に帰ると、同棲相手のジェリー(ジョン・リンチ)はベッドに女を連れこんでいて・・・ラブラブ

電車に乗れたおかげでジェリーの浮気に遭遇するヘレンと、乗り損ねたために浮気相手が帰った後に帰宅するヘレンを同時に描いた映画です。

こんなふうに、道が二つに分かれることもあるかもしれませんね。


二通りのヘレンが交互に出てくるので話がわかりにくいですけど、片方は髪をバッサリ切って、ロングヘアのヘレンと区別をつけています。

ジェームズ役のジョン・ハナーのおしゃべりが楽しく、ヘレンは浮気な同棲相手と別れていい男と出会ったみたいな展開になりますが、このジェームズも妻子持ちという救われなさです。

この映画のラストはもうひとひねりありますけど、電車に乗ろうが乗り遅れようが人生の最終地点は同じみたいな結末だとしたら、ちょっとブラックだなと思いました。パンダ


監督:アレハンドロ・アメナバル
出演:エドゥアルド・ノリエガ、ペネロペ・クルス、ナイワ・ニムリ、フェレ・マルティネス

「一度会った女には二度と会わない」と豪語するプレイボーイのセサールでしたが、あるパーティーで、親友のペラーヨが連れていたソフィアという女性に一目ぼれします。

同じパーティーに来ていたセサールにつきまとうヌリアは、嫉妬から彼を乗せた車ごと崖から飛び降りて無理心中を図ります。


セサールは助かりますが、自慢の顔にひどい傷を負ってしまい・・・

美容整形を受けようとしても、医者に今の医学では無理だと言われ・・・、生活が荒れて、ソフィアともペラーヨともうまくいかなくなるセサール。


ある晩、酔いつぶれて目が覚めると、顔は手術で治り、ソフィアとの仲も元通りになっていました。

ここから彼は悪夢を見始めるようになり、夢と現実の区別がつかなくなっていきます。


タイトルの「オープン・ユア・アイズ(目を覚まして)」が効果的に使われています。

悪夢におびやかされて、「目を覚ました~い!」とセサールが叫び続ける映画です。


しかし、「俺にとって、顔は命!」というだけの話をここまでひっぱり、リメイク版※まで作るというのがどうにも!

※2001年に、トム・クルーズ主演、ソフィア役を再びペネロペ・クルスで『バニラ・スカイ』が作られています。

リメイク版の方はオリジナルに忠実に作っていますが、トム・クルーズの顔の崩れは、エドゥアルド・ノリエガよりひどくありません。

顔の崩れを隠すために、犬神家の一族のスケキヨがかぶっていたような能面マスクを使用しています。

毎朝、鏡を見るたびに自分の顔にギョッとする!というのは怖いかも・・・


トム・クルーズ自らがリメイク権を獲得して製作した『バニラ・スカイ』。

主演のプレイボーイ役を自分が演じてしまうというのはどうなんだろう・・・、少しもやもやします。

ペネロペ・クルスとつきあっていたから、その延長なのかもしれませんが・・・

1999年に公開された『シックス・センス』で衝撃的なデビューを飾ったM.ナイト・シャマラン監督。

多くの映画ファンの期待を裏切り続け、凡人の予想を見事にはずすナナメ上の発想でトンデモ作品を世に送り続けています!

 

■第1位:アンブレイカブル

131人もの死者を出す悲惨な列車事故が発生。唯一の生き残りだった主人公には秘密があった!

シックス・センスの後だっただけに、期待が高まりました。

 

■第2位:スプリット

24の人格を持つ解離性同一性障害の男が、JK(女子高生)を監禁する話です。

JK VS 多重人格者、見たいような見たくないような(笑)、常人には思いつかないテーマです。

 

■第3位:ミスター・ガラス

『アンブレイカブル』と『スプリット』を受け継ぐ三部作の完結編と言われた作品です。

 

■第4位:シックス・センス

精神科医のマルコムは、患者のひとりであるコール少年を治療していました。彼には、常人にはない第6感(シックス・センス)があり…。

世界的に大ヒットしたシャマラン監督のデビュー作です。

 

■第5位:サイン

最愛の妻を突然の事故で亡くした牧師のグラハム。信仰をなくしかけた彼に投げかけられたサインとは!?

 

■第6位:デビル

ビルのエレベーターに偶然に乗り合わせた5人の男女。5人のうち4人に犯罪歴のあることが判明し…。

 

■第7位:ハプニング

突然自殺し始めた人々…テロか、環境汚染か!?死に至る病がまん延する世界で、一組の家族が逃げまどう様子が描かれていきます。

 

■第8位:ヴィレッジ

森の奥の小さな村が舞台です。村人達は皆、奇妙な掟を守って暮らしていましたが…。

 

■第9位:ヴィジット

田舎にあるおじいちゃんとおばちゃんの家で休暇を過ごす姉弟の身にふりかかる恐怖を描いています。

 

■第10位:レディ・イン・ザ・ウォーター

夜ごとアパートのプールで泳ぐ謎の女性。彼女はいったい何者なのか!?

 

最新作の『ミスター・ガラス』では、『アンブレイカブル』のブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソン、『スプリット』のジェームズ・マカヴォイの3人が共演しています。

どのようなオチをつけるのか、まったく予測のつかない映画でした。

 

シャマラン映画を見る秘訣ですが、どの作品も半分まではすごく面白いです!

どんでん返しを得意とする監督と言われていますが、オチはもう期待しなくていいのでは!?

 

「アンビリーバボー」の次に来るのがこれです「アンブレイカブル」

(使用方法は、「一瞬死ぬかと思ったが無傷ですんだ」ような場合に使います。)

 

ブルース・「ダイハード」・ウィリスの

不死身キャラをあてこんで書かれた脚本では?

 

息子に銃を突きつけられて、

「もしパパを撃ったら、家を出てく」ってセリフがとてもよかったです。

 

 

監督・脚本:マイケル・ナイト・シャマラン

出演:ブルース・ウィリス/サミュエル・L・ジャクソン/ロビン・ライト・ペン

  (シャマラン監督が、ジャンキー疑惑で身体検査されてる役で出演)

 

 

列車の衝突事故で、132人中ただ1人生き残った男デイビッド。

「なぜ自分だけが奇跡的に助かったのか?」

 

アメコミ・コレクターのイライジャという男から、

デイビッドは、実は不死身のヒーローなのだと知らされる。

 

イライジャは“骨形成不全症”という難病に冒されていて、

子供の頃から骨折が多いことから“Mr.ガラス”と呼ばれてきた。

 

「自分のような人間の対極には不死身な人間がいるはず」

との妄想に取り憑かれた男は、そのヒーローを探し出すために

凶悪なテロを繰り返すという本末転倒なストーリーである。

 

自分で火をつけておいて、それを消化してまわる消防士

“善”と“悪”は持ちつ持たれつ。みたいなことを連想しました。

 

たった1人の人質を救うために大勢が死ぬ、そんな映画も意外に多いものです。

悪人が築く死体の山とヒーローが築く死体の山を見比べたときに、

善と悪との境界線がちょっとわからなくなる……

 

シャマラン監督の「シックス・センス」がことさら高く評価されていますが、

私は「奇妙な映画」が大好きですから、観た後にいろいろ考えさせられたこちらのほうが

おもしろかったです。

 

この監督の映画の底には、

ちょっとセンチメンタルな想いというか“ペーソス”が漂っています。

 

「シックス・センス」には死者の悲しみが……

「アンブレイカブル」には障害者の悲しみが……

「サイン」には遺族の悲しみが……

「ヴィレッジ」には異端者の悲しみが……

次作の想いは誰のものでしょうか?

 

 

グラハム牧師は、事故で最愛の妻を亡くしてから神の存在に疑問を持ち、聖職を退きます。

農場を営む彼のトウモロコシ畑に、巨大なミステリーサークルが出現し、飼い犬が突如として狂暴化。

これは、誰かのイタズラか、それともUFOによるものなのか?

 

監督:M・ナイト・シャマラン
出演:メル・ギブソン/ホアキン・フェニックス/ロリー・カルキン
   シャマラン監督がレイ役で出演しています。
 
この映画は、牧師が妻の死から立ち直り信仰を取り戻すまでの家族の再生の物語
であって、宇宙人ものではないと思います。
地球侵略ものにしたら、この家族の家の近辺だけの話に終始しすぎるし。
 
バットで殴られる宇宙人は、たぶん子供達の想像上のものです。
(ボーが水に神経質な女の子だから、宇宙人の弱点が水なのだと思うし、
 毒ガスだって喘息にマッチしてるから、やはり子供達の作り出した宇宙人だと)
 
あの宇宙人がオチだと思った人は、どんな話にもオチがあるもんだと考えすぎでは?
ミステリーサークルは、わかりやすいサインの代表として提示されているだけと
私は解釈しました。
 
偶然を単なる偶然ととらえるか奇跡ととらえるか、
映画のいたる所に監督の仕掛けたサインが見え隠れしています。
その啓示をおもしろがれるかどうかで、この映画への評価が変わってくるかと思います。
私も「今自分の身に起こっていることは、何かのサインではないか?」と考えることがありますから。
 
この映画も賛否両論分かれますが、
私のような奇妙な映画好きには、目の離せない監督ですねー(笑)
 

 

監督・脚本:マイケル・クーニー

出演:クリストファー・オールポート/スティーヴン・メンデル/シャノン・エリザベス

 

 

殺人鬼ジャックフロストを乗せた護送車が吹雪の中、ある薬品を積んだ車と衝突事故を起こす。

その時、ジャックは事故を起こした車に積まれていた薬品を浴びて溶けて雪に染み込み、
溶けた殺人鬼の遺伝子を染みこませた雪が殺人雪だるまとなって惨殺するという――

この雪だるまが変幻自在ってところがミソです。

 

冷凍庫の中では氷になって隠れ、ドアの隙間も水になって入り込み、壊されてもすぐ復活。

鼻のニンジンを股間につけてレイプするという、余計なワザまで繰り出します・・・

 

退治法は、「雪だるまなだけに、○○○ヤーに弱い」って笑点みたいなオチです!

 

 

監督・脚本:マイケル&ピーター・スピエリッグ、原作:ロバート・A・ハインライン『輪廻の蛇』
出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー

物語は、場末のバーでジョン(サラ・スヌーク)が、バーテンダー(イーサン・ホーク)に自分が経験してきた数奇な運命について打ち明けるところから始まります。

孤児院育ちで天涯孤独のジョン(ジェーン)は、宇宙飛行士を目指していましたが、過酷な訓練を受ける中である男性と出会い、妊娠します。

しかし、ジェーンはその男性に捨てられ、生んだ子供も何者かに誘拐されてしまいます。さらに、両性具有だったジェーンは、出産後に子宮を摘出したために男性になることを余儀なくされ、ジョンとして生きることなるという衝撃的な内容です。

ジョンの告白を聞いたバーテンダーは、「お前の人生を壊した男を探し出してやる」と言って、ある提案をします。

実は、このバーテンダーは時空警察官で、バイオリンのケースに似た時標変換キットを使って過去にタイムスリップすることができました。

バーテンダーは、「不完全な爆弾魔」と呼ばれるフィズル・ボマーを追っています。
ジョンはバーテンダーの後継者となり、フィズル・ボマーを追いかけます。


プリデスティネーションの原作は、ロバート・A・ハインラインのSFですが、ただのタイムスリップもので終わらず、ジョン(ジェーン)という人間の奇想天外な人生をメインとしていることが、この映画を面白くしています。

バーでジョンとバーテンダーが「卵が先か鶏が先か」について会話をするシーンがありますけど、これが『輪廻の蛇』という原作のテーマと一致しています。

ジェーンが復讐しようとしている男性は誰なのか!?

誘拐された子供はどこに行ったのか!?

不完全な爆弾魔の正体とは!?

といった謎がすべて複線となっており、ラストで見事に回収されます。よくできたお話でした。