監督・脚本:黒沢清
出演:西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之
もう、タイトルからしてネタバレです。
しかも、香川照之が出演していることから、誰が犯人なのかもバレバレです。
その結果、香川照之の怪人ぶりを鑑賞するだけの映画となっています。
犯人役が香川照之でなければ、成り立たない映画でしょう。
香川照之怖いっ!もう、顔がヤヴァイ!
高倉幸一(西島秀俊)は刑事をしていましたが、
連続殺人犯と関わったことから仕事を辞めて、妻の康子(竹内結子)とともにある町に引っ越してきます。
夫妻に子供はなく、マックスという大型犬を飼っています。
隣人は、西野という怪しいオヤジで、これが香川照之なのです。
康子は引っ越しの挨拶で手作りのチョコレートを渡しますが、西野は中身は何かとたずねます。
康子がチョコレートだと答えると、「ああ、チョコレート。今、1粒で1000円とかするの、ありますよね。ああいうのですか?」と西野はたずね、康子が違うと答えるとガッカリした様子を見せます。
さらに、「ご主人と僕と、どっちが魅力的ですか」と聞くなど、かなりキモチワルイオヤジです。
西野には澪という中学生の娘がいて、妻はうつ病だから人前には出れないということでした。
気味が悪いとは思いながらも、隣人だから仲良くしようと康子は努力します。
西野が住んでいる家の奥に監禁部屋があるんですけど、
重い扉で仕切られているコンクリート打ちっ放しの部屋がこれまた、スゴイんですよね。
幸一は大学で犯罪心理学の講師をしており、
野上(東出昌大)というかつての刑事仲間と、6年前に起きた一家失踪事件について調べています。
二人は、一家失踪事件でただ一人残った早紀(川口春奈)という女性に会いに行きます。
一家失踪事件を調べるうちに、その事件と今の自分の環境との奇妙な一致点を見つけ、不信に思うんですよね。
西野に「あなたの奥さんに、うちのことを根掘り葉掘り聞かれて迷惑してるんです」と苦情を言われたり、
その娘の澪に「あの人お父さんじゃありません。知らない人です」と言われたり・・・
じゃあ、誰なんだって話です。
ある日、一家失踪事件の現場の隣の家から5人の遺体が発見されます。
その内3体は失踪した家族の遺体であり、残りの2体は隣の家の夫婦だろうということでした。
では、5人を殺した人物は誰なのか!?という謎が残ります。
もっとも映画の中では謎ということになっていますけど、
この映画を見ている観客にはわかっています。それが、香川照之だってことを!
香川照之の怪演、ぜひごらんになってください。











