1 トニー カロ & ジョン / オール オン ザ ファーストデイ 13(VIVID)VSCD6051 紙ジャケ
英、フォーク、オリジナルリリースは72年自主制作唯一作にボートラ1曲付。
シャドックスのプラケ盤にて所持しているが、解説付きの国内仕様紙ジャケ盤という事で入手。
トニー&キャロラインのドーア夫妻とジョン クラークのトリオ編成のトニーカロ&ジョン、いかにも自主制作っぽい素っ気ないスリーブに包まれた本作は僅か100枚プレスのみの英フォーク界屈指の激レア盤、いわゆるお布施盤というやつで有り難い一枚。
インクレディビルストリングバンドのフォロワーとして捉えられてるアシッドフォーク、サイケデリックフォークの流れに位置するもので、ペンタングル風ギターの絡み、マンドリン、ヴァイオリン、タンバリン、カズー、オルガン、リコーダー、パーカッションによるアシッドティスト、サイケフィーリング、英国の深い森の中から揺らめきたつヴォーカル、出番は少ないがカロ嬢のヴァシュテイ バニヤンを想わせる美しい澄みきったヴォーカル、幽玄な世界をたゆたう
幻想フォークの名品!
12年にアナログのみの未発表音源集「ブルークラウズ」がリリースされている。当ブログで紹介済み、乞CD化。
2 SKIP BIFFERTY 01(ACME)ADCD
1031 デジパック
英、サイケ、ロック、オリジナルリリースは67年唯一作にボートラ6曲付。
今や英サイケ定番アイテムとして幾度とリリースされているスキップビファテイ、本盤ゲットで何アイテム目であろうか?4枚目?オリジナルアルバム所持してればすっきり収まるのだが未入手。
昔から高い一枚であった。20数年前になるだろうか、明大前のモダーンミュージックにて若い女性が購入されるのを目撃した事がある。プライスは13,000円程(現在5~6万?)であったか、安レコを漁っていた当方は羨ましい限りで指を加えるのみであった。今も所持されているのだろうか?そんな事を思い出すスキップビファテイ、エブリウィッチウェイ、ベル&アーク、ソロで活動する名ヴォーカリストグラハム ベル、ダンカン ブラウンのアルバム参加が印象深いベーシストのコリン ギブソン、ラビングアワレンス、イアンデュリー&ブロックヘッズのギターのジョン ターンブルにキーボードのミッキー ギャラガーにドラムのトミー
ジャックマンと人脈的にも興味深い。
68年にスキップビファテイはヘビージェリーという変名でシングル盤をリリースした為、ジャッキー ロマックスの同名グループと長らく混同されていたが、情報乏しかった時代ではよくある事であった。
3 DICK HECKSTALL SMITH / A
STORY ENDED 93(SEQUEL)NEM CD 641
英、ジャズロック、オリジナルリリースは72年ファースト作にボートラ3曲付。
ロル コックスヒルと並ぶ英ジャズ、ロックシーンを代表するサックス奏者ディック ヘクトール スミス、アレクシスコーナー&ブルースインコーポレイテッド、グラハムボンド&オーガニゼーション、ジョンメイオールズブルースブレイカーズという英ロック創世記の三大家元に在籍した名プレーヤー、その後コロシアム、スーパーバンドスウィートペインを経てリリースした初のソロアルバム。
コロシアム時代の盟友ジョン ハイズマンがプロデュースを手掛け、ハイズマンにマーク クラークのコロシアム組にグラハム ボンド、ディヴ グリーンスレイド、クリス スペディング、カレブ クウェイ、ロブ テイト、ゴードン ベック、ヴォーカルにクリス ファーロウ、ジューシールーシーのポール ウィリアムスが参加と
、匆々たる面子による一大英国ジャズロックアルバム、聴き応え満点のコロシアム的ダイナミックなサウンドが痛快な一枚!
4 ASH RA TEMPEL / SEVEN UP
93(SPALAX)14249
独、プログレ、サイケ、オリジナルリリースは72年サード作。
スイスに亡命していたLSDの父ティモシー リアリーを招いて録音された連名作、アナログ時代のA面部分がスタジオ、B面部分がライブ録音、各々1曲のみ、LSD入りのセブンアップを飲みながら繰り広げられた究極のトリップセッションが収められている。
プロデュースにオール/コズミッシユレーベルの主宰ロルフ
ウルリッヒ カイザー、エンジニアにディーター デイークスの黄金コンビがあたり、マニュエル ゲッチング、
ハルムート エンケ、タンジェリンドリームのスティーブ シュローダー、アジテーションフリーのミッキー デューラー、トマス
エンゲル、ディートマー ブルメスターにデイークス、リアリー博士はヴォイスで参加。
マチュア時代はブルースバンドに在籍していたゲッチングの嗜好か、ブルージーなロックで幕を開ける本作、途中でノイジーなエレクトロニクスが割り込みバッドトリップセッションになだれ込む怒濤の展開へ、再びブルースへと回帰するが、不穏なエレクトロニクスにゲッチングの醒めたギターがサイケデリックな酩酊感を産む動的なナンバーに、不気味なアンビエントミュージックといった静的な後半のめくるめくエレクトロインプロビゼーションに合法トリップ出来る一枚、ジャケを見ながら聴くと効果倍増!
5 HORSLIPS / LIVE (HORSLIPS)
MOOCD 010 2CD
アイルランド、ロック、トラッド、オリジナルリリースは76年ライブ盤。
アイルランドを代表するグループでトラッド、ケルトミュージックとロックを融合するケルテイックロックの始祖的バンド、アイルランド、英国での高い評価を得
て70年代後半米国進出を目論むが失敗して解散、我が国では進出アルバム「アメリカを築いた男」の米カット盤が大量に出回り、安価で投げ売りされていた為、売れないださいバンド、三流バンドのイメージが私的に定着してスルーしていたホースリップス。その後悔い改めて?ポツポツとアナログを摘まみ買いした経緯有り。
その後、ケルトミュージックもポピュラリティを得てホースリップスにもやっと再評価の波?紙ジャケが一挙リリースされ認知度がアップ、でも売れたのかな?
さて本作は初のライブ盤となる二枚組で86分に及ぶライブの醍醐味が堪能出来る。ダンスミュージックでもあるケルト音楽のノリノリの演奏にダイナミックなロック的アプローチが痛快、オーディエンスも盛り上がってる。
6 JAGS / THE BEST OF 99 (SPECTRUM)554 860 2
英、NW、パワポ、オリジナルリリースは80年ファースト「イブニングスタンダーズ」、81年セカンド「ノータイ
ライクアプレゼント」の2イン1仕様盤。
「バックオブマイハンド」がパワポ人気ナンバーとして知られるジャッグス、コステロを思わせる唱法、疾走感溢れる活きの良いモッズナンバー、心浮き浮きキャッチーなナンバー、甘酸っぱい泣きメロ、これぞパワーポップな楽曲が並ぶファースト、プロデュースはトレバー ホーンにジェフリー ダウンズのバグルス、セカンドのプロデュースはアレックス サドキンがあたり、更に深化したNWスタイルの演奏、レゲエにダブとサドキンの手腕が発揮された好内容だが、二枚のアルバムと三枚のシングルを残して埋もれてしまった。




