1 リビングデッド / ザファースト、ザラスト
(VINYL JAPAN )JASKCD 219 2CD
米、パンク、発掘ライブ音源。
ジョニー サンダースと盟友ピーター ペレットはヤク仲間、次に死ぬのはどっちかだと云われた極度のジャンキー、結果ジョニーは89年にドラッグ死、享年38歳、ヤクにまみれたソーアローンな死であった。ピーターがジワンズを率いた初来日公演を観ている。骸骨の様に痩せ細り、恐ろしく顔色が悪く、歯抜けでペッペッ唾を吐きながら歌うピーターはゾンビみたいで正直先が長くはないと思ったのだが、その後、オンリーワンズを再結成し、二度の来日公演、昨年ソロアルバムリリースと元気に活動してるみたいで何よりである。
本作はハートブレイカーズ解散後渡英したジョニーが、ロンドンで活動した際のプロジェクトグループがリビングデッド、ジョニーにピーター、アラン メイアー、マイク ケリーのジョン ペリー抜きのオンリーワンズがバックアップした奇跡の一夜78年2月18日、スピークイージーでの2ステージ分を完全収録した超貴重音源!以前二枚組シングルで一部音源がブートでリリースされたジョニーファンには有名な音源、その完全版だというのだから堪らない、ジョニーファンでそれ以上にオンリーワンズの大ファンである自分にはマストな一枚。
当時ジョニーと恋仲であったスナッチのパティ パラディンがバックヴォーカルで参加している。音質はあまり良いとは言えないが、臨場感あるライブの生々しさが伝わってくる。ピーターも一曲オンリーワンズナンバー「ピーターアンドザペッツ」で歌ってるし大満足の一枚。
その後、ジョニーはセックスピストルズのスティーブ ジョーンズ、ポール クックとの活動を経てその二人にピーターにマイクにパティ、更にスティーブ マリオット、フィル ライノット、クリッシー ハイド等が参加したファーストソロアルバム「ソーアローン」をリリース!
2 EIK / HRISLAN OG STRAUMURINN
95(SPOR)STCD 017
アイスランド、プログレ、シンフォ、オリジナルリリースは77年自主制作セカンド作。
アイスランドを代表するプログレシンフォアルバム、他に何かあったっけ?
NHKFMのプログレ三昧に辺境ものとして、ソ連のエドワード アルテミー、ボリビアのヴァラと共にオンエアされたらしいエイク、この辺のコアな処も入れとかないとプログレファンは納得しない?なかなかナイスな企画のNHKさん、超マニアックなプログレ特集とかやってくれないかな?
ツインキーボードスタイルの7人編成、ハモンド、ムーグ、フェンダーローズ、シンセ、フルート、ピッコロ、ホイッスル、ティンパニ、コンガス、マリンバ等を駆使したシンフォプログレサウンドはキャメルの叙情性とイエスの攻撃性を加味した本格派として高い評価を得ている。
オープニングの14分半の大作の表題曲から一気に引き摺り込む怒濤のアンサンブルはプログレの醍醐味を味わえる。時代故かファンク、クロスオーバー色が散見されるのが、私的にはマイナスポイントだが、この辺は好みの問題?
アイスランド屈指の名盤であるのには異論が無い。
3 JETHRO TULL / THE BROADSWORD AND THE BEAST 05
(EMI)73411
英、プログレ、ロック、オリジナルリリースは82年14作目にボートラ8曲付。
80年代タルはアナログではスルーしていたが、ボートラも充実してるしCDで揃えようかなと思ってる。
前作「A」に参加したエディ ジョブソンがもたらしたモダーンプログレフィーリングの余韻が残る80ズタルの傑作、シンセ、キーボードを多用したきらびやかなエイテイーズサウンド、メリハリの効いたスピーディーな楽曲群に70年代後半より大幅に導入されたトラッドサウンドが融合したタル節が炸裂、ディヴ ペグに新加入のゲィリー
コンウェイと英フォークシーン屈指のリズム隊を得たのだから鬼に金棒、シャープな演奏に土の匂いの残る暖かなサウンド、イアン アンダーソンの強烈な個性と人柄が産み出すジェスロタルのサウンドは80年代も良い!
4 MAGNOLIA ELECTRIC CO 13
(SECRETLY CANADIAN)SC 300 2CD
ペーパースリーブ
米、ポストロック、サッドコア、オリジナルリリースは03年リリースファースト作にデモ音源ディスクを付した二枚組拡大盤。
ソングスオハイアで知られるジェイソン モリーナがマグノリアエレクトリックカンパニー名義でリリースした名作、プロデュースはスティーブ アルビニ、ジャケ画はオッカーヴィルリバーのウィリアム シェフ。一枚もので入手済みだが、デモ音源に釣られて本盤もゲット。本編はクレイジンホースを率いるニール ヤング、デモは弾き語りのニールの如き、枯れ歌を聴かせるモリーナ、残念ながら13年にアルコールによる臓器不全にて死去、享年39歳であった。スロウコア、サッドコアシーンに於いてボニー プリンス ビリー = ウィル オールダムと並ぶ好きなシンガーであった。酔いどれて酩酊の中逝ってしまった早すぎる急逝が惜しまれる。
5 GALACTIC EXPLORERS / EPITAPH
FOR VENUS 17(MENTAL EXPERIENCE)MENTO 14CD
独、サイケ、エレクトロニクス、オリジナルリリース?は74年唯一作。
74年に制作され私家版的な配布で終わったと云われる幻のアルバム。デツイアンのラインハルト カルワトキイを中心とするグループでシンセ、パーカッション、エレクトリックオルガンを担当、他に二人のキーボード奏者から成るトリオ編成のギャラテイックエクスプローラーズ。
96年にコズミックコリドース、ゴーレムといった激レア盤と共にサイファイレーベルよりCD化されたが入手困難。ヒュルヒュルシンセがドラッギーでエクスペリメンタルなインストエレクトロコズミッシュミュージック、展開に乏しい単調なサウンドがピルツレーベルよりもスカイレーベルに居そうなグループに通じるものがある。ヒュルヒュルシンセ系はあまり好みではないのであまり聴く事はないかな?
デツイアンの方が断然面白い!




