11  SIGUR    ROS /TAKK       05(EMI)
337 252 2  ブックレット仕様盤
アイスランド、ポストロック、4作目。
ビヨークと共に現在のアイスランドロックシーンを代表するグループシガーロス、安く見掛けるので何となくゲットしていたら結構揃ってきた、でも安いからといってバンバン買ってたら部屋の中とんでもない事になってしまう。とはいえポピュラー系やチャートものとかには全く手は出して無いんだけど、それでも、部屋の中酷い状況、これ以上は厳しいので押さえなければ?
さて本作、どこを切ってもシガーロス印、これまでより幾分淡い光が射したかのよう!











12  WE    ALL   TOGETHER         (LION   PRODUCTIONS )CD LION 7663      ペーパースリーブ ポスター、リリックシート付
ペルー、サイケ、ソフロ、オリジナルリリースは72年ファースト作にボートラ8曲付。
今や南米サイケの定番アイテムウイオールトウゲーザー、リプロアナログにボロボロのアナログペルー原盤にボートラ4曲入りのプラケCDで所持してるが、ボートラ8曲入りで被り無しという事で入手。
ペルーロックシーンの重要グループトラフイックサウンドにラゴニアのメンバーを中心として結成されたのだから悪かろうはずがない。
もろビートルズフォロワーなサウンドが微笑ましい、バッドフィンガー、ウィングス的なサウンドが実に爽快なグループで、ビートルズ「レボリューション」のフレーズを織り込んだ、そのまんまの「ヘイレボリューション」、バッドフィンガー「明日の風」「ウォーキングインザレイン(原題はウォークアウトインザレイン)」、ウィングス「トウモロウ」「サムピープルネバーナウ」のてらいのない純真なカバー、胸キュンメロディーにマッカートニー風の甘酸っぱいヴォーカル、たなびくオーケストレーション、哀愁溢れるソフロ、ドリーミーサイケサウンド、爽快なパワポサウンド、瑞々しい感性と純朴な雰囲気が心癒される名作!
ボートラの未発表音源は更に簡素にしたデモ的な作りでしょぼいんだけど素の魅力を味わえる、400枚限定リリースとの事でファンの方は見掛けたらゲットした方がいいかも!



















13  V.A /悪魔の申し子たち  90(ポリスター)PSCD1044
英、ロック、オリジナルリリースは74年ライヴ音源。
ケビン エアーズのアイランドレーベル移籍第一弾「夢博士の告白」発売中記念プロモーションコンサート、74年6月1日の公演を記録したライヴ盤。
アナログではA面にあたる前半はゲストのブライアン イーノ、ジョン ケイル、ニコの演奏。イーノはファーストソロ作から二曲、アヴァンギャルドでひねくれたハイパーポップスなイーノワールドが炸裂、この頃のイーノは最高、続くケイルはプレスリーの
「ハートブレイクホテル」、ニコはドアーズの「ジエンド」と、各自持ち味を充分に発揮したステージングに続いて真打ちのエアーズは、オリー ハルソール、アーチー リゲット、ラビット、エディ スパロウに女性コーラス隊、スペシャルゲストにロバート ワイアット、マイク オール
ドフィールド、更にイーノ、ケイルも加わった豪華面子による一大セッション、とはいえケビンは相変わらずのボヘミアン、酔いどれ調の鼻歌ヴォーカルで馴染むんだよね!
完全盤が出るとの話しだったけど、どうやら流れたらしい、何とかリリースして欲しいんだけど!













14  JETHRO    TULL/NIGHTCAP         93(CHRYSALIS )CDCHR 6057      2CD
英、ロック、プログレ、未発表音源集二枚組全31曲。
本作は以前紹介済み、単なる未発表音源集に止まらない素晴らしい内容なのだが、何故か最終価格にて放出されていたので思わず入手。
72年の傑作「ジェラルドの汚れなき世界」に次いで開始された73年のデモセッション「シャトーデザスターテープス」を一枚目に74-91年の未発表、レア音
源を二枚目に収録。
ジェラルドが全米ナンバーワンヒットを放ち、のりにのってた時期のセッションだけに未発表ながら充実した内容、結局「パッションプレイ」といった最高傑作アルバムを生み出すのたから、この時期のタルはまさにブログレッシブなグループであった!







15  HOLY    MODAL    ROUNDERS    AND    FRIENDS /I   MAKE    A    WITH    FOR    A    POTATO       01(ROUNDER )
1166 11598 2     デジパック
米、フォーク、ルーツ、ラウンダーレーベルからリリースされたコンピ盤全20曲。
ピーター スタンフェルとスティーブ ウェーバーのデュオグループホリーモダールラウンダーズ、プレステイジ、ESPレーベルのアシッドフォーク時代が人気だが、70年代半ばにはラウンダーレーベルよりアルバムリリース、本作はラウンダーレーベル時代のコンピ、同レーベルに所属していたマイケル ハーレーのアルバムに参加したトラックや、ピーターのソロ名義のアルバムのトラックも含まれてる。アコギ、バンジョー、マンドリン、フィドル、ピアノ、ラップスチール、スライドギター等の奔放な響きが堪らない。フォーク、カントリー、ブルーグラス、アメリカンルーツミュージックに根差したご機嫌なサウンド、ヒッピーフィーリングがグッド!









16  QUESTION    MARK    AND    THE  
MYSTERIANS /ACTION        (MOVE )3001

米、サイケ、ガレージ、オリジナルリリースは67年セカンド作。 
当ブログではお馴染みのガーランド ジェフリーズ、ストランクラーズがカバーした「96粒の涙」で知られる?&ザミステリアンズは、所謂、一発屋、更に謎のリードヴォーカリストという事もあって実体の無いグループとも捉えられていた。?ことルディ マルティネスを中心とするチカーノ系のグループで、直ぐに消える事なく、こうしてセカンドアルバムもリリースしてるし、後年、再結成し渋とく活動してる。
さて本作、チープなオルガンにルディのセクシーなヴォーカル、荒々しい演奏のプロトパンクな楽曲と、安っぽいしょぼくれた感じが何とも言えぬ哀愁があって良い、96粒の涙のフレーズが飛び出すのはご愛嬌?