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10 OS CANIBAIS (MOCAMBO)71 1969121728 デジパック
ブラジル、ガレージ、サイケ、オリジナルリリースは67年ファースト作。
ブラジルにも吹き荒れたブリティッシュインベンション、ジョ-ヴェン グァルダの潮流に乗って登場したカニヴァイシュ、ブラジルロック黎明期の一枚。
「ハッピートウゲザー」のフラワーサイケなカバーに、キンクス、サーチャーズ、マージービーツ、ブリティッシュビートのカバー、泣き泣きの哀愁バラッド、ノリノリのビートにいなたいガレージ、英米ビートへの素直な憧憬が微笑ましい!
この後、70年にバンゴ名義でアルバムリリース、南米サイケの代表作として高い評価を得てる、シャドックスよりCD化済み。




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11 EDIP AKBAYRAM 14(PHARAWAY SOUNDS)PHS019CD
トルコ、サイケ、オリジナルリリースは74年ファースト作。
トルコの民族楽器サズにファズギターが独特のグルーヴを生むトルコロックをアナドルロックと云うらしい。エルキン コレイ、バリス マンチョと並ぶアナドルロックシーンの重要アーティストエデイップ アクバイラム、本作は72-74年のシングルリリース曲を中心に編纂されたファースト作、シングルらしいキャッチーでノリのよいアナドルロックの魅力に触れる事が出来る。我が国の演歌にも通じる節回しのヴォーカルにアナドルビートが妙に癖になる一枚!




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12 CHRISTOPHER/WHAT'CHA GONNA DO? 99(SCENESCOF)SCOFCD1003
米、サイケ、アシッド、オリジナルリリースは69年自主制作唯一作。
クリストファーというサイケグループは幾つか存分するが、本作はサウスキャロライナ出身の4人組、原盤は100枚程というモンスターレア盤でサイケレジェンドの一枚。早くからアナログリプロ盤が出回っており入手済み、近年ではロカデリック、ライオンからアナログリイシューされてるみたいだ。
オープニングのタイトル曲、12分に及ぶアシッドトリップサイケジャムが圧巻、ファズギターが炸裂するキラーチューン、メロウサイケ、プロトパンクなガレージサウンド、ブルージーなヘビーサイケ、60年代末期サイケエラの濃厚なエキスが堪らない!




13 SEA AND CAKE 93(THRILL JOCKEY)THRILL016

米、オルタナ、ポストロック、ファースト作。
シカゴオルタナ界の名グループシュリンプボートのサム プレコップ、エリック クラリッジ、カクテルズのアーチャー プレウィット、更にバストロのジョン マッキンタイア、かなり異なったティストの3グループのメンバーからなる彼等のサウンドは、リーダーサムにエリックと中核をなすシュリンプボート後期サウンドを洗練させた作風の捻れたポップサウンドが馴染む。この手のサウンドって妙にしっくりくる、元々NW小僧だからね。




14 COCTAILS/THE EARLY HI-BALL YEARS (CARROT TOP)SAKI001
米、オルタナ、ラウンジ、89-92初期コンピ盤全24曲。
前掲のシーアンドケークのメンバーアーチャー プレウィットが在籍していたグループカクテルズ、グラウンジからラウンジへをキャッチコピーに活動したユニークなグループ、マーティン デニーのガレージ版を目指したというから変わってる。ラウンジジャズスタイルにチンドン屋バスキング、小粋なカクテルスウィング、オルタナガレパンサウンド、エキゾチックモンド、愉快、痛快な音楽が詰まってる。