毎朝朝刊を3.40分ほどかけて読み、寝る前に文庫小説を睡眠導入に毎晩欠かせない。
普段は電車内でradikoで深夜番組を聴いているのだが、たまに面白い小説に会うと電車のの中でも読む。
少し前に電車で本を読んでいたら、隣に私より少し年上の男性が座りこの人も本(単行本)を読んでいました。
車両の中は立っている人が2、3人で横並びの席には所々空いている場所もあり。
『最近はスマホを見てる人が多い中、本を読んでいる人が隣同士は偶然だなぁ』
なんて思いつつ横目でチラ見。
お互いに老眼なんで丁度良い感じにピントが合う。
そこには私が読んでいる本にも登場する女性の名前。
「まぁ日本人の名前なんて似たようなモンだし」
なんて思いつつ「まさかねぇ」と二度見。
と、ページ上部にあるタイトルを見れば…
まさか!の同じ本!
こんな偶然あるもんかね。
まあまあの人気作家の本(柚月裕子『慈雨』)ではあるけれど、その本は文庫化されてから3、4年は過ぎていて私は中古で購入したモノ。
あまりに驚いたので隣の方に、ホレッと表紙を見せたら『オッ!』という感じにのけぞっていました。
しかし、二人ともイイ大人なのでそれ以上の展開も無く私が先に降りて行きました。
コレってどのくらいの確率なんだろう。
たまにはこんな話で。