ジオラマ作ってNゲージモデルを飾っておくだけのつもりでしたが、案の定というか遂にと言うか、やっぱりポチってしまいました。
KATOが出しているNゲージ・ユニトラック線路「マスターシリーズ」の、待避線付きエンドレス 線路基本セットマスター2(再販)です。
一番安いベーシックなM1にしなかったのは、グルグル周回させるだけでは直ぐに飽きることがわかっていたし、買い足してそこから発展させることになるなら最初からM2を買った方が結果として安く済みそうだったから。
そしてきっと(島式)ホームセットを買うだろうことから、基本セットとはいえ「待避線付き」はマストだと思ったからです。
電動ポイントが組み込まれているというだけで、楽しさの奥行きが俄然広がりそうです。
またこの再販バージョンのパワーパックはより高出力の「SX」に変わっていて、将来「S」から買い直す必要がないこともポイントでした。
付属のレールを全部繋げばレイアウトサイズの長辺が2m以上になり、我が家では本格的な固定レイアウトの設置は出来ないけど、分解式のモジュールレイアウトという私向きの手法があることがわかり、「ジオラマ(部分)展示」というメイン目的も叶います!
走行の度びにレールをセットしてはバラしてきちんと仕舞うなんて、きっと面倒臭がりの自分には無理で、やがて走らせなくなるのは容易に想定できます。
なので、まずはトンネルと鉄橋のジオラマと、島式近郊ホームの2つを用意して、それをスタイロフォームにレールを張り付けただけのモジュールで繋げば、エンドレス走行は出来るようになるでしょう。
モジュールジオラマは、アクリルケースに入れてリビングや4畳半に飾って単体で楽しめると言うわけです。
そこから少しずつ、他のモジュールの情景も作り込んでいければと。
重ねて保管できるよう、その他のモジュールは架線柱の他せいぜい車両基地(駐車両場)+車両庫と、引き込み線くらいに限られそうですが、背景パネルも用意すれば、部分的な情景ジオラマではあってもそれなりの雰囲気を楽しめるのではと期待しています。
さっそくレールを組み立てて試運転してみましたが、6畳の和室に縦に置くとギリギリで当然置きっぱには出来ません。
だけど、これがスゴい楽しい!
C57は出品者がしっかりメンテしてくれていたのでしょう、客車2両を従えていきなり快調に走りだし、ポイントも安定してクリア。
次のサンライズエクスプレスは7両のフル編成ではウンもスンもいわず、リバースでもダメ。
外れを引いたかと焦ったけど、出力を上げるとジィーッとモーター音はするので、壊れているわけじゃなさそう。
動力車単体に変えたところ走り出すまで少しムズがっていたけど、コントローラーを1時の位置にして走り出すと7両フル編成でも調子も上がり問題なさそう。
ホッ!
やっぱり待避線(ポイント)付きにして大正解で、子供みたいに嬉々として1時間遊んでいても全く飽きませんでした。
FBでどなたかが「小さくてもレイアウトで走らせると全然違いますから!」なんて言われましたが、全く然り。
こうなるとジオラマ製作にも俄然やる気が出て、同時にヤードを設けて引き込み線と電車庫の追加も検討しています。
そして動画撮影を再開したくなりました。
以前齧った野鳥ではなく、今回は鉄道模型の走行動画ですが。。。
じつは小学4年生の時に、今は亡き父がHOの基本セットを買ってきて、しばらく走らせて遊んだことがあります。
金属製の車両は機関車と客車、貨物車が1台づつ付いてきた今でいうショーティーだったと思うけど、あまりリアルな模型ではなかったといえ、子供たちのために買ってきてくれたこのセットに私も弟もすぐに飽きてしまい、中学生になると電車遊びにもクワガタ採りにもまるで興味がなくなりました。
父がその鉄道模型セットを自分で走らせていたところを見たことはなく、私が高校を卒業するまでに母が処分してしまったようですが、バラしたレールを掃除もしないでぞんざいに箱に突っ込んだだけの我が子を見て、父に寂しい思いをさせてしまったかもしれないなんて考えると、実に親不孝者でしたね(笑)。
今となっては父に詫びることなど叶いませんが、同じ失敗だけは繰り返さないことを誓います。
さらに生き物であるクワガタに至っては、還暦過ぎてもきちんと管理が出来ない自分に繁殖させる資格がないことを肝に銘じて、もう数も種類も増やさないことにした次第です。
というわけで、最近鉄道模型ファンになったばかりの自分は、「しばらく夢中になること間違いなし!」と言っておきます(笑)。