飼育にも繁殖にも冷房管理が必須なミヤマクワガタ。

 

目下、幼虫は市販のワインクーラーに入れたボトル内で育て、成虫は自作のペルチェ式保冷庫で飼っています。

 

4年間使っているワインクーラー内の温度は16~18度と安定していて問題はないのですが、自作の保冷庫はサーモスタットが1年保たなかったこともあって(去年の話)、新品パーツに交換する必要がありました。

 

今年もGW前に運転再開しようとしたところ、やはりファンが動かずに「チェッ」て感じでしたが、これは自分のカン違いだったようで、今日もう一度確認したら、端子が外れていたという単純なというかアホなミスが原因。

 

ペルチェ素子自体には何ら問題がないみたいで、(ド素人が組み立てた)サーモ回路に不備があったというお粗末なオチでした(恥)。

 

グリーンのパーツが12V駆動のサーモキットで、その右がペルチェユニット。

 

このパーツを使っている人は少なくないと思いますが、なにしろ細かいので半田付けなどでちゃんと結線しないと、簡単に外れてしまうことも。。。

 

最初は、「とにかくサーモスタットキットの耐久性が話にならず、このまま他人様に使ってもらうことはできません」なんて書いたけど、ちゃんと製作すればそういうわけでもなさそうです(ゴメン!)。

 

下のパーツを使った半完成品を組み合わせた体への仕様変更も考えたけど、どうやらその必要はないかもしれません。

 

とはいえ、見た目を「家具調保冷ケース」と呼べるレベルまで高めて製作することに変わりないので、新設計で一つ二つ試作しながら同時に同サーモスタットの耐久面でのテストを繰り返してみようと思います。

 

しかも今日2時間ほど前の設計で冷房運転しているけど、この猛暑によるエアコンオフでの30度を超える室温で、庫内温度はどうしても24度までしか下がらず、この冷え具合ではミヤマを育てるには不十分なので(オオクワ・コクワ・ノコなどは大丈夫でしょう!)、冷却機能を高める改良を考えなくてはなりません。

 

保冷剤とのハイブリッド冷却なら問題は解決するかもしれないけど、それではちょっと手間もかかるし納得できませんね。

 

庫内容積を小さくしたり密閉性を高めるなど改造すれば、もう少し冷えるようになるとは思いますが。

 

 

 

あとはホント、ケースの見映えの問題です!

 

素人の工作レベル、出来栄えではほとんど儲けにならないでしょう。

 

見た目がショボかったらお金なんていただけないので!