結局、最終日は眠れぬまま、起きる時間の午前1時半を迎えた。

荷造りは終えていたので、身支度を整えて2時10分にフロントへ。

10秒でチェックアウトを終えると、ほどなくして旅行会社のクルマが到着した。

近くのホテルから乗って来た日本人客2名(母娘連れ)とともに、一路フェニックス空港へ向かう。

真夜中だというのに丁寧過ぎる説明を繰り返す現地添乗員には閉口したが、彼もサービスだと思って頑張っていたのだろう。

ただし、ドライバーにチップを払うよう促されたので、「チップは旅行代金に含まれていると聞いているけど?」と言うと、しきりに謝っていたが、他にも空港ターミナルを間違えたりして少々頼りない。

チップを払わずに済み、降りるときに同乗の娘さんからお礼を言われた。


シアトルへは国内線に乗るが、トランジットで成田に向かうため、出国手続きをする。

といっても入国に比べたら簡単なもので、ラゲージを預けた後はスタバでゆっくり過ごした。


朝焼けがキレイだ。
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何故か帰りは荷物が成田まで直送され、シアトルでラゲージクレームをせずに済んだ。

シアトルには定刻着で、トランジットに2時間ほどあったので、ここでもコーヒーを飲んだり土産を買ったりして寛ぐ。

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案の定、シアトルから成田までは夫婦離れ離れの座席だったが、前日に優先シートのエリアにチェンジしておいたので、もしも自分の隣の優先席が空いたままだったら家内を呼ぶことができる。

果たして通路側は最後の最後に予約客が現れたが、内側は空席だ。

家内の隣に座っていた白人女性に肩を叩かれ、「そこ空いてるみたいだから奥さんが移ったら?」と声を掛けてくれた。

その隣の通路側にすわっていた日本人男性に「いいですか?」と尋ねたら、不機嫌そうな顔でしぶしぶ荷物をどけてくれた。

優先シートの白人男性は佐世保基地に向かうアメリカ海兵隊員だそうで、北朝鮮の件で急遽赴任することになったのかと思わず勘ぐってしまった。

成田へは定刻に着き、その後もスムーズに帰宅できた。

一服してペットハウスに向かい、およそ1週間ぶりにペットのインコたちとご対面。






1週間、実際には4日半のセドナ滞在だったが、実りのある良い旅になったと思う。

現地在住の友人の尚子さんが一緒だったおかげで、我々だけだったら絶対に行けなかった場所や入れなかった店にも入れて、奥行きのある旅を満喫できた。

滅多に行くことのできない海外旅行だが、またいつか機会があるとしたら、我が家はやはりロンドンやパリ、ニューヨークといった煌びやかな大都会ではなく、自然に囲まれた風光明媚な秘境のようなところか、のんびりできる南の島になると思う。

未踏のマチュピチュやプロヴァンス、カッパドキア、モンサンミッシェルにも憧れるが、勝手知った英国コッツウォルズにも家内を連れて行ってやりたい。

でもやはり、できることならまたいつか、家内も大好きなハワイをもう一度訪れたいものだ。

そして今回はマイナー代理店の担当者の性質の悪さに懲りたので、ちゃんとした大手のパック旅行を希望したい。