月曜日に代休をとって4連休で那須入りする予定だったのが、例の記録的な大雪で東北道は日曜の夜まで通行止め。
 
結局月曜の朝出掛けることになり、1泊2日の那須日となった。
 
 
 
7時40分に自宅を発ち、11時半にいつもの小ダイユーに到着。
 
那須はかなりの積雪を覚悟して出たのだが、この辺りは意外にも埼玉南部よりも雪が少ない。
 
那須入りの定番となったポコ・ア・ポコでランチし、買い物を済ませて山荘へ。
 
途中の山道は日蔭が心配だったが、昼過ぎだったのでアイスバーンも緩み、スリップすることもなく普段通りに標高600m弱の別荘地に着く。
 
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 ここでも埼玉の自宅周辺と比べると若干雪が少なく、山荘の駐車場にはほとんど雪かきなしで愛車を車庫入れできた。
 
今回の積雪については、どうやら那須の負けのようである(笑)
 
 
晴れていたせいか空気に刺すような冷たさはなく、ウッドデッキの雪かきもあっという間に終了。
 
水通しも問題なし。
 
例によってリビングは4℃、洗面所は1℃と寒い。
 
が、リビングに陽が差し込んでいて体感的には暖かく、家内が掃除を終えるまでは暖房なしで済んだ。
 
薪棚から薪を数本運び込む。
 
今回、薪割り用にクサビ2個を持参したものの、いざ薪を割ろうと思ったらハンマーがない。
 
斧と違い、クサビはハンマーがないと使えないのを忘れていた。
 
手前はグレンスフォシュのフラットタイプ(クサビなのに革ケース付!)、奥はハスクバーナーの捻りタイプ。
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仕方なく今回は薪割りをあきらめ、ふて寝を決め込むとする。
 
で、石油ファンヒーターを点け、薪ストーブに火を入れたところで時計を見たら3時だった。
 
3時半にはストーブトップが300度になり、相変わらずこの小型ストーブの立ち上がりの速さには感心する。
 
電気カーペットの目盛を最大にして、毛布を掛けて横になってテレビを観ているうちに、家内も自分もいつの間にかウトウト...
 
ほどなくして家内の「Sさんが来たよ」の声で起きると、愛犬プリンスを連れたご夫婦が散歩の途中で立ち寄ってくれたようだ。
 
玄関の外で世間話に花が咲くも、いつもご馳走になってばかりいるのでこんな機会に立ち話だけで帰ってもらうわけにはいかない。
 
プリンをデッキに繋いで、LDでお茶を振舞う。
 
何度も書いているが、たまたま近所で定住しているS家のご夫婦(プリンも!)とお近づきになれたからこそ那須入りがいっそう楽しみだと言ったところで、何の誇張もない。
 
そしていつ行っても我々を歓待してくれるS家が近くになかったら、おそらくもっと味気ない那須入りになったであろうことにも疑う余地はない。
 
 
 
 
晩飯は、ピザ。
 
ピザ生地は市販のものだが、ケッチャプを薄く塗り、その上にモッツァレラチーズをたっぷり敷き、サラミとパプリカを載せ、オリーブオイルで味を調える。
 
薪ストーブの中でまだ充分に熾きができていないためクッキングスタンドが使えないので、仕方なくストーブトップにフライパンを乗せ、アルミホイルで蓋をしてピザを焼く。
 
じつはピザストーンもピザピールも買い揃えてあるのに、まだ一度も使ったことがない。
 
ただし、趣のないフライパンでも満足できる焼け具合で、580円の白ワインと一緒に小さなピザを5枚も胃袋に収めた。
 
 
 
薪ストーブに熾きが出来てくると、ストーブトップの温度は俄然安定する。
 
薪が崩れて熾きだけになっても、炉内は最も温度が高い状態であり、そこから280度を割るまでに30分近く余裕がある。
 
そして280度を割ればダンパーを開き、320度を超えればダンパーを閉じるだけ。
 
触媒機だからこその面倒な作業であり、同時に楽しい仕事でもある。
 
この原始的なデバイスを思ったように操ることのできる唯一のスイッチが、水平燃焼(二次燃焼)に切り替えるためのダンパーである。(空気調節レバーもあるけど滅多に使わない)
 
そして水平燃焼中は、ユラユラとたなびくオーロラ炎が楽しめ、見ていて飽きないのだ。
 
 
 
12時前に太めの薪を投入し、ウトウトして気が付いたら時計の針は1時半を指していた。
 
炉内には太い薪を1本だけ収める余地があったので、補充して空気量を半分近くまで絞る。
 
これで確実に4時間は、薪1本追加すればすぐに300度に達することができ、5時間以上火を付け直さなくて済む。
 
小さなイントレピッドIIを素人が操る際の現実的な最大燃焼時間だと言えるが、これが兄貴分のアンコールになるとさらに2時間はもつ。
 
イントレピッドIIは夜中の4時とか5時にトイレに立った時に薪を追加しなくてはならないが、アンコールなら、寝る前に炉内を薪一杯にすれば朝まで薪を補充しなくて済むのだ。
 
設置スペースとコストが跳ね上がるのを嫌って小さなイントレピッドIIを選んだわけだが、パワーの違いによる暖かさはともかく、この燃焼時間の差にはいかんともしがたいものがある。
 
一晩焚きを戒める説もあるが、寒くて目が覚めてしまうのは辛いし、ヤカンを乗せれば加湿器になって喉も守られるので、自分は一晩焚きを支持したい。
 
ともあれ、この小さな薪ストーブのおかげで、真冬の氷点下の夜に避暑用に設計された山小屋で寒い思いをせずに安眠できた。
 
 
 
 
 
朝7時に目が覚めたら、外は雲一つない快晴だった。
 
ウッドデッキにはまったく雪がない。
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6月から9月は薄暗い鬱蒼とした雑木林も、葉を落とした真冬は陽光がさんさんとリビングに注がれ、9時にはすべての暖房が不要になる。
 
今朝の庭。
 
シジュウカラやヤマガラがひっきりなしに餌台に来てはヒマワリの種を咥え、近くの枝で器用に殻を割って食べている。
 
それを眺めながら、われわれもパンとコーヒーの朝食をまったりと楽しむ。
 
バードウォッチャーの我々にとっては至福のひと時で、これがしたくて古い秘密基地を手に入れた次第でもある。
 
がしかし、埼玉の本宅のスズメ食堂(冬季限定)にもシジュウカラが毎日やって来るようになり、しかも那須ではあまり見掛けないガビやアオジ、ツグミ、メジロまで訪れるとあっては、那須の秘密基地のありがたみがいささか失われてしまうわけだがまぁいいか。
 
この夏は、またキビタキ、アカゲラ、アオゲラなどがきっと那須の庭に顔を見せるはずだから!
 
 
 
水抜きを済ませ、12時過ぎに山荘を出ようとしたら、困ったことが起きた。
 
室外給湯器の真下の地面の中に水道バルブがあって、蓋の上に石を置いてあるのだが、給湯器のいくつかの水抜きバルブから水が漏れていたようでツララ状に凍ってしまい、蓋が開けられないのだ。
 
まだ一度も使っていないクサビ2個で氷を割ろうとしたが地中まで凍っているみたいで上手く行かず、仕方なくヤカンの水を沸かしてかけて何とか難を逃れた。
 
30分のロス。
 
好きでなければ、ほとんど労働しに行くような週末山荘暮らしはきっとできないと思う(笑)
 
 
途中、アウトレットに寄り、2時に黒磯ICから東北道に乗り、4時半に帰宅した。
 
荷物を運び込み、薄暗くなる中、バラ7株の寒肥を施した。
 
好きでなければ、半分労働みたいなバラ(芝も!)の栽培もやはり難しいかもしれない(笑)