先日山手のエリスマン邸の次に訪ねたのは隣のべーリック・ホール。異国調のスパニッシュスタイルが特徴。
イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、J.H.モーガンにより1930年に設計された。べーリック・ハウスではなく、ベーリック・ホールと呼ばれるのであるから、いかに内部が広いか想像できよう。
訪問はかなりの回数で、いろいろな思い出もある。今回はそんな中から。
結婚式が良く行われた。
中では歌手がリハーサルをしていた。歌声が気持ちよく外に流れてきた。
ここは2000年まで、今は閉校となったセント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていた。卒業生の結束はとても強い。そしてべーリックホールで開かれているのが、卒業生によるメモリアルイベント。筆者は2018年に参加したが、その後コロナ禍でも続けられたよう。
最後に軽井沢との繫がりだ。ウィキペディアで「ベーリック・ホール」を調べると後半に、
「なお、長野県軽井沢町にはウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計によるベーリックの別荘があったが、こちらは現存しない」とあり出典は『続 心の糧(戦時下の軽井沢) 終戦直後の光景を中心に』とある。何とこれは私の本である。よく調べているなあと感心。でも読み直したが「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計」とは書いていない、、、このブログを読んで直していただけると幸いだ😃
軽井沢1405番にあったベーリックの別荘
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