今年も横浜の根岸外国人墓地で、1942年11月のドイツ軍艦爆発事故の犠牲者を悼む墓前祭が日独関係者で行われました。ドイツ大使館武官ラルフ・ペルジケ(写真左)大佐がご挨拶したのに続き、横浜日独協会大堀聰常務(私)が日本側を代表して挨拶をしました。

世界では争いが絶えませんが、我々でこのお墓とお墓にまつわる話を風化させずに維持していきましょう、という趣旨で話をさせていただきました。


 

続いて中尾台中学吹奏楽部の演奏の中、参加者全員が厳かに献花を行いました。お花は横浜山手ライオンズクラブによって毎年手配していただけます。そして吹奏楽を演奏してくれる仲尾台中学では、インフルエンザが流行っていて参加が危ぶまれましたが、少ない人数でも来てくれ、先生自ら足りないパートの演奏をして感激ました。


翌朝の神奈川新聞にも早速記事が載りました。

 

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