44番は山手本通りの山手公園北側入口交差点から始まる。広い敷地はカトリック山手教会。

禁教令の緩和直後、横浜居留地(現在の山下町)にパリ外国宣教会が創建した横浜天主堂が、1906年現在地に移転した。1923年の関東大震災で倒壊したが、ヤン・ヨセフ・スワガーの設計により1933年に再建され、現在に至る。(ウィキペデイア)
1933年建築の建物は横浜市認定歴史的建造物。
 
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階段ではよく結婚資式の記念写真を撮っている。門柱はかなり古そうだ。
 
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山手本通りのランドマークともいえる高い塔がある。

1943年当時、以下の3名が暮らしていた。戦時下の教会を守っていたと言えよう。
ヨセフ・ヘレロナス (宣教師 スペイン)  
フエルナン・デルポス (宣教師 フランス)
オギュスト・ビイリング (宣教師 フランス)
フランス人が2人なのは、創設がパリ外国宣教会であった関係であろう。
 
敷地内にはカトリック横浜司教館(旧相馬永胤邸)もあり、こちらも横浜市認定歴史的建造物。専修大学創立者の一人相馬永胤の邸宅の洋館部分を東京戸塚より移築。東京の洋館が横浜市認定の歴史的建造物?
 
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歴史的建造物にはこうしたパネルが掲げられている。
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