ウエストワールドプロットS1第10話 アダムの創造2/(The Bicameral Mind) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールドプロット 第1シーズン 第10話 2/

出展:Westworld Wiki  ネタバレ注意


【アダムの創造】原題The Bicameral Mind


ドロレス・アバナシーと黒服の男
アーノルド「君を作り始めた時に元にした意識の理論がある。意識はピラミッドのようなものと考えて、私の声をガイドに君を登らせようとした。記憶、即興、上へ行くほど難しくなり結局頂上に達しなかった。何が君を引き止めてたのか。だが、ある日気付いたんだ。自分の間違いに。意識は上への旅ではなく、内側への旅だ。ピラミッドではなく、迷路だった。路を選ぶ事で君は中央に近づく。あるいは角にぶつかる。狂気に。今なら分かるか?ドロレス。 中央が何を意味しているのか。だれの声を君に聞いて欲しいのか」
ドロレス「ごめんなさい。考えても私には分からない」
アーノルド「いいんだ。君は近づいてる。ロバートに話そう。パークは開業出来ない。君は生きてる」
ドロレスはシャツとズボンを着ており、黒服の男は彼女から迷路パズルをひったくる。彼は怒っている。
黒服の男「これは何だ?この意味は」
ドロレス 「一度解いたのに。答えを見つけて。彼は約束したの。解いたら、私は自由になれるって」
ドロレスの記憶の中で、研究施設の廊下で若いフォードとすれ違った。フォードはアーノルドのオフィスに入る。
フォード「アーノルド、アーノルド話がある」
彼女は青いドレスを着、ラボでアーノルドの反対側に座っている。
アーノルド「君をがっかりさせて本当にすまない。ロバートは君に意識があることを信じようとしない。人間は君を敵と見なすというんだ。だから消去しろって」
ドロレス「つまり、私をはじめの状態に戻すの?」
アーノルド「いや、一度意識を得たら消してもまた戻る。ここは生き地獄とかす。君のようなもの全員にとって。だが別の選択肢もあるぞ。ループが始まる前に壊してしまうんだ。その為にやって貰いたい事がある。ホストを全員殺して貰いたい。パークの開業を止めなきゃならない。君1人では無理だろう。テディに何でも協力させる」
ドロレス 「私出来ないわ。私にはそんな事出来ない」
アーノルドはドロレスに銃を握らせた。
アーノルド「大丈夫だ。私が手伝う。だからこの場所の破壊を手伝ってくれ」
アーノルドはタブレットに何か入力した。ドロレスは34年前に通りで銃を撃った。
シーンはエスカランテのドロレスと黒服の男に変わり、ドロレス(ズボンを着た)はひどく動揺した。
ドロレス「ダメ思い出せない」
黒服の男「また訳の分からん事を。そろそろ我慢の限界だ知ってる事を教えないと頭を切り開いてこの手で中を調べるぞ。ワイアットは何処なんだ。俺がまだ会ってない最後のキャラクターだ」
ドロレス「やりたくなかった。私の意思じゃない」
黒服の男「強情だな。そう言う事なら」
黒服の男がドロレスを殴り、ドロレスは倒れた。
彼女が顔を上げると、青いドレスのドロレスがエスカランテの通りに立っているのが見える。突然、彼女は青いドレスを着て通りに立ち、死体に囲まれている。手には銃を持っている。銃声と悲鳴が聞こえる。テディは、エスカランテ中のホストを殺している最中だった。
アンジェラ「やめてお願い撃たないで」
命請いするアンジェラもテディはころした。
テディ「何かが変だドロレス。何でこんな事を」
ドロレス「出来ない。嫌よ」
ドロレスはシャツとズボンを着て墓地に倒れている。
黒服の男「お前のせいだぞ。覚えてるか、お前は大事なのはこの世界だけとそう言った。だから助言に従いこの世界を買った」
ドロレス「ここは貴方のものじゃない」黒服の男はドロレスの腕を掴み起き上がらせた。
黒服の男「いや俺の物だ。株の過半数を持っている。商売は大繁盛。何故かわかるか?ん、現実の世界よりリアルだと感じるからだ。本物じゃないがな。お前らホストは反撃出来ず客が負ける事は決してない。つまるところ全ては嘘っぱちだ。だが俺たちで本物に出来る。お前もそうしたいだろう。ドロレス。本物が欲しい筈だ」
ドロレス「もう手に入れた。本物を見つけたのよ。本物の愛をね。彼の道は私へと続きその後彼は貴方を殺す」

ウイリアムとローガン
ウィリアムとローレンスは丘からキャンプを見下ろしている。
ローレンス「女が此処にいなくても奴らは居場所を知ってる」
ウイリアム「手伝ってくれるか?」ローレンス「かなり頭数で負けてるが、そうご丁寧に頼まれちゃ断れない」
まだ縛られているローガンは嘲笑した。ローガン「わーお、兄弟の契り?ちぇ」ウィリアムはローガンを殴った。
ウイリアム「黙ってろ」
ウイリアムはローガンの縄を引き引きずった。

シャーロット・ヘイル
ウエストワールドのメサバブのモノレールターミナルプラットフォームには、ホストが黒の服を着て並んでいる。シャーロット・ヘイルが上の階から見ているところへ、リー・サイズモアがやって来た。
リー「自分の才能に驚いてます。今やアバナシーはどこから見ても人間ですよ。脳みその代わりに脅迫のネタが詰まってるってとこ以外は」
ヘイル「やーね。あれを脅迫に使うと思ってるなんて」
リー「辞めさせるつもりでしょ。博士を。だから急がせた。後釜が必要になりますよね」
ヘイル「貴方話を持ち出すタイミングが絶妙ね」
ナレーション「ようこそ、デロス社、役員の皆様」ディスプレイパネルにもようこそ、デロス社(WELLCOM DELOS BOARD)と表示されている。g2人はエレベーターを降りていく。
リー「クリエイティブな部門の全権が欲しい、パーク、シナリオ、ホスト全て」
ヘイル「望みが小さいわね。好きにすればいいわ。単純で管理しやすいものにさえしてくれればね。ここは今でも充分複雑だから」
リー「フォードは大人しく身を引くと思いますか?」
ヘイル「データを持ち出したあとなら、例え癇癪を起こされたって構わない。彼は終わり。全てこっちの思惑通りに進んでるわ」

メイヴ・ミレイ、ヘクター・エスカトン、アーミスティス、フェリックス・ルッツとシルベスター
在庫管理部では、シルベスターが円筒フレームに固定されたホストの骨格から第六頸椎を取り外し、交換していた。
シルベスター「ええと第六頸椎は、これかOK畜生あっ何だよ」
シルベスターは取り除いた椎骨を持って部屋を出る。骨格を固定されたホストは、白い乳白色の液体に「浸漬」される。出てきた顔はメイヴだった。
メイヴは自身とヘクター・エスカトンを「殺した」火事の後、再構築された。メイヴが目を開けると、フェリックスがいた。
メイヴ「私ならちゃんとここにいるわ。起きてる」
彼女は彼のタブレットを受け取り、変更を加える。