ウエストワールドプロットS1第8話 遠い夢 6/6(Trace Decay) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールドプロット 1シーズン 第8話 6/6

出展:Westworld Wiki


【遠い夢】原題Trace Decay ネタバレ注意


メイヴ
その夜、メイヴは別の酒を飲んでいた。
クレメンタイン「彼奴ら危ないわ、賭け事や女遊びじゃ済まずに」
メイヴ「じゃ、楽しんで私は出て行くから。店はあげる」
黒服の男「俺は自分が本当に邪悪か確かめたかった。俺がどんな人間なのか」
クレメンタインは、出ていったメイヴを追いかけて来た。
クレメンタイン「メイヴ?何処へ行くつもり?メイヴ3人で楽しみたいって客がいるんだけど」
メイヴ「なら他の女の子」
イヴは突然銃声を聞き、彼女が黒服の男に攻撃される瞬間にフラッシュバックし、男が彼女を刺すのに使用したナイフで彼の喉を切り裂く前に、娘を銃殺するのを見た。
黒服の男「俺は女と娘を殺した。どう感じるか知りたくて。だが殺したと思ったら女餓死を拒んだ」
メイヴは腹のナイフを抜き、黒服の男の喉を切り裂こうとした。
彼女は現実に戻り、誤ってナイフで首を裂かれたクレメンタインが喉を掴み、地面に落ちるのを見る。ホストやゲストが凝視している。
テディ「お前は獣だ」
黒服の男「獣なら何かを感じたさ。だが俺は何も。そして奇跡が起こったんだ。長年ここに来てたがあんなのは初めて見た。彼女は本当の意味で生きていた。たとえ一瞬でも。その時迷路が姿を現した」
思い出のメイヴは娘を抱き逃げたが、家の前で力尽き倒れた。その地面にはメイヴを中心に巨大な迷路の図が姿を現した。
テディ「迷路ね。俺たちに何の関係がある?」
黒服の男「全てだ。フォードのゲームでは何処まで行ったってお前は俺を殺せん。傷跡すら残せない。だがもっと深いゲームがあるアーノルドのゲーム。身を切るように痛烈な」
メイヴはナイフを仕舞うと、立ち去ろうとするが、数人はスタッフによって指示されて保安官や連邦保安官が彼女を取り囲んだ。メイヴはパニックに陥り、仲間のホストにささやき、通りすがりのホストの物語を変え、追っ手のホストを撃って混乱を引き起こした。
コントロールルームでは、スタッブスが報告を受けていた。
品質部技術者「マダムの行動に異常が発生しています。コマンドに反応せず、他のホストによる干渉も不可能。チームに彼女を回収させます」
スタッブス「よし」
メイヴは部屋に戻って鏡を見ると、娘を抱いて逃げて倒れ迷路を発生させたシーンにフラッシュバックした。すぐに別の場面に飛び、メイヴは保安部員に取り押さえられている。
メイヴ「私の子が、私の子が、ああ、私の」
保安部員「音声コマンドに反応せず、停止出来ません」
その部屋へフォードとバーナードが入ってくる。
フォード「君らは外へ」
フォード「もう充分だ。充分だ」
メイヴ「私の子が殺された」
バーナード「反応しない。認知機能が寸断されていますね」
メイヴ「彼奴が殺した。彼奴が私の子を。私から奪った」
フォードがタブレットに入力するとメイヴは大人しくなった。
フォード「ようし、それでいい。昔旧友が使った手だ。苦しまなくていいぞ。忘れさせてやる」
バーナードはメイヴを椅子に座らせた。
メイヴ「いや、嫌やめてお願い。この苦痛が、それだけがあの子との絆。お願い」
フォードはメイヴの記憶を消去した。
フォード「よおし、夢も見ない深い眠りに入れ。新たな役柄で再出発だ。明日にはこれは遠い夢になってる」
メイヴはメスを掴むと立ち上がり、自分の喉に突き刺した。
我に帰ると、窓の外にはいくつものライトが見え保護スーツの男たちがドアから入ってくる。
在庫管理部職員「見つけました。矯正部で診断を行う為停止させる」
黒服の男「俺には志しがない?俺の世界はワイアットに壊される迄もなく俺が自ら捨ててきた。今は迷路が俺の全て。ワイアットを倒せばその扉が開く。俺たちの人生に欠けてたもの。意味が得られる。俺たちの選択の結果が分かるんだ。例え殺されてこな」
「殺して。本人ぉ望んでる」
テディ「縛られて丸腰だ」
「殺された子もそうだった。ワイアット達よりもっと酷い」
テディは銃を取ると黒服の男へ向けた。
テディ「出来ない」
「すぐには無理よね。でも時間がないの。私が手伝ってあげるわ」
振り向いたテディの胸を女は刺した。
「出てって随分経つわねテディ。でももう潮時よ。ワイアットが待ってる」
黒服の男が見渡すと、いつの間にかワイアットの仲間に囲まれていた。