ウエストワールドプロット S1第6話 スパイの正体 4/7(The Adversary) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールド 1シーズン 第6話 4/7 ネタバレ

出展:Westworld Wiki


【スパイの正体】原題:The Adversary



プロット
黒服の男とテディ
黒服の男とテディは丘の上で馬を降りた。下には北軍の野営キャンプがある。
黒服の男「これがワイアットへの近道か?あの兵士達も通してくれないだろう」
テディ「パライヤより数は少ない。銃を使って突破し、トンネル抜ける」
黒服の男「はっ、驚いたね。ロバートはお前に元気を与えて、替わりに分別を奪ったか?ここを通るのが一番早いとしても、お前が死んだら意味がない。お前が必要だ。ワイアット探しに」
2人は兵士から制服を奪い、キャンプに潜入した。
兵士「長官に敬礼」
黒服の男「敬礼なんかいい。それより早く任務につけ」キャンプには多くの負傷兵がいる。
テディ「ワイアットがやった」
黒服の男「なんで解る」
テディ「ただ殺すんじゃ満足出来ない。奴はそれ以上楽しみたいんだよ。あの手この手を使ってな。それがワイアットだ。近づいてる」
黒服の男「忠告だ。若気の至りで何をしたにせよ。重荷は降ろせ、この先重くなる一方だぞ」
兵士「フラッド?見ろよ彼奴テディ・フラッドだ」
兵士はテディに銃を向けた。
黒服の男「人違いをしてる。すぐ立ち去れば大目に見よう」
兵士「いいえ、此奴の顔は絶対に忘れませんよ、エスカランテの前線基地を奇襲した野郎だ」
テディは銃を抜いた。
テディ「彼処で何があったか知らないだろう」
兵士「あれはワイアットだけの仕業じゃない。また何か企んでやがるな」
テディは2人の兵士を撃った。黒服の男「殺されたいのか?」テディ「これも若気の至りだよ」黒服の男「行け。俺が食い止める」
黒服の男は、多くの兵士を殺すが、テディは2人の兵士に捕まった。

リー・サイズモア
サイズモアはメサゴールドのバーでシャーロット・ヘイルを見かけた。(リーは彼女をゲストと思っており、誰だか知らない)
リー「いいねえ」
バーテンダー「ご注文は?」
シャーロット「お水を」
リー「君には酒が似合うと思うけどなあ。飲まないの?」
シャーロット「ええ、必要ないわ。パークお酒みたいなもにだから」
リー「ふーん、リピーターなんだ。一人旅?相当好きだねえ。のめり込みたいタイプだな。お気に入りのシナリオは、そう、待って、救世主最後の埋葬」
シャーロット「なぜ解るの?」
リー「欲望を読み取り満足させるのが僕の仕事なんでね。まあ、どうも、僕はリーだ。リー・サイズモア。シナリオ部長」
シャーロット「じゃあ、物語は全て貴方が生み出したの?」
リー「出来がいいのはね」
シャーロット「それじゃあ、教えてサイズモアさん、貴方はどれが好き?」
リー「僕は書くだけ。プレイはしない」
シャーロット「人をのめり込ませておいてそれはないわ。理性を無くすのが怖い?」
リー「もしかして、職場環境が影響してるかもしれない。自由に自分を出せる雰囲気じゃなくてね」
シャーロット「シナリオ部長なら好き放題でしょ?」
リー「僕の芸術性は手足を縛られてる。品質部が目を光らせてるし、矯正部は即興プログラムを入れるし」
シャーロット「ロボットが即興で動くの?」
リー「ほんのちょっとだけどね。より人間らしく見せる為だってさ。でも、本当はここを作ったやつの誇大妄想の産物だ。くだらない。正直な所デロスのお偉方がよく許してるなって」
リーは指を振った。
バーテンダー「お酒はもう出せません」
リー「僕を知らないのか?」
バーテンダー「知ってます。カレンさんからの伝言ですが、悩める芸術家を気取るやめなさい。素面になって仕事に戻れ」
シャーロット「忙しそうね。また会いましょう」リー「まだ名前も。何が仕事だ」
リーはボトルを持ってバーを出た。

エルシーとバーナード
バーナードのオフィスにエルシーが入ってくる。
エルシー「何してるの?」
バーナード「いや別に。何時もの仕事だ」
エルシー「スパイ発見までは、平静を装うって事ね。犯人が解りそうなの。貴方がくれたデータ時刻が付いてたわ。衛星追跡データと総合参照すれば、誰がスパイか突き止められる」
バーナード「素晴らしい」
エルシー「ねえ、貴方と私が産業スパイから会社を守ったって事が解れば、上層部はきっと私達に感謝する。私は感謝の印をしっかり受け取りつもりよ。昇進でしょ。もっといいオフィス。婆やの出入りも自由になる。テレサの部屋を貰おうかな。最初に飛ぶのは彼女の首だから」
バーナード「少しは彼女の身にもなれ」
エルシー「自業自得だわ。品質部はいつも私達を目の敵にしてるけど」
バーナード「お互い様だろう?テレサは仕事をしてるだけだ」
エルシー「なら努力不足ね。あの人達見落とし多すぎるわよ」
エルシーはオフィスから出て行った。
バーナードはコントロールルームへ向かった。すぐ上のオフィスにはテレサがいる。
バーナード「今いいかな?」
品質部技術者「どうもロウさん」
バーナード「頼んだ調査の方は?」技術者「ええ、お探しの情報が見つかりましたよ。予想通りあの区域には誰も登録されていません」
バーナード「予想通り?」
技術者「シナリオ拡張用の制限区域になっているので」