宇都宮市ゆいの杜の小さなヨガスタジオ
日日〜nichinichi〜のyokoです。
40代からの体改革
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【エストロゲン過剰】ご存知ですか?
更年期は女性ホルモンが減少するため、様々な症状が現れたりすることは、皆さん知っていますよね。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
特にエストロゲンは、健康と美容のために働いてくれています。
・コラーゲンの合成を促す
・骨の維持
・血管拡張
・悪玉コレステロールを抑える
などなど
更年期以降は、骨粗鬆症や血圧、コレステロール値などに気をつけましょうと言われるのは、このエストロゲンの働きが減少してくるためです。
コラーゲンの合成にも関わっているので、しわ予防もしてくれている優れもの。
ここまで聞くと、じゃあエストロゲンは多ければ多いほど良いの?と思うかもしれませんが、そんなことはないのです。
過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったもので、バランスが大切なのです。
エストロゲン・プロゲステロンの2つの女性ホルモンは、お互いにバランスをとりながら生理や妊娠、そして女性の体に大きく関与しています。
大切なのはこの2つのホルモンのバランスです。
更年期に入るとエストロゲンは減少していきます。それと同時に、プロゲステロンも減少します。
エストロゲンの減少が、40~60%と言われているのに対して、プロゲステロンの減少は、0に近くなると言われます。
エストロゲンはあるのにプロゲステロンが少ない、もしくはエストロゲンも減少しているけれど、プロゲステロンの減少の方が激しい。
つまりプロゲステロンに比べて、エストロゲンの方が上回っている状態がエストロゲン過剰です。
エストロゲンが過剰な状態が続くと、子宮内膜が厚くなりすぎて生理が重くなったり、偏頭痛や疲れやすいなどの症状が出る場合があります。
そして見落とせないのが、エストロゲンが関係する病気です。
子宮筋腫や子宮内膜症、子宮体がんや乳がんなどは、エストロゲンがその発症に関係すると言われ、エストロゲンが過剰な状態が長く続くと、発症リスクが高まると言われています。
女性ホルモンは脳の視床下部という所で調節されており、この視床下部は、自律神経の調節も行っています。このため女性ホルモンのバランスが乱れると、自律神経にも影響を与えます。更年期の様々な症状は、自律神経系が影響を受けた結果現れると言われています。
このように、女性ホルモンと自律神経は相互に影響を受け合います。運動で自律神経を整えることは、女性の健康のためにとっても大切です。
ぜひ運動を習慣にしましょう。
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