仙台湾 タチウオタックル セッティング | ニチドリ釣具屋のブログ

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宮城県塩釜市の釣具屋「Niche Dreamers Market」ニッチドリーマーズマーケット「ニチドリ」です。
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おはこんばんちは

ニチドリのにぺ~ですm(_ _)m

長文ブログでございます

未経験のみなさんに

仙台湾タチウオを少しでも楽しんでもらえるように記事にしました

最後まで読んでくださいネ

 

 

仙台湾「寒タチウオ」絶好釣ですね~

 

前回の釣行に続き2/25の釣行

仙台湾タチウオのパターンや傾向が見えてきたので

にペ~的なタックル解説をまとめました

 

※以前の記事も並行してご覧いただくと分かり易いと思いますm(_ _)m

 

 

まず

ジグ(ジギング)とテンヤ(冷凍イワシエサ巻き)の両方で釣りができるのが

タチウオ仙台湾スタイルです

 

今後どのように仙台湾「寒タチ」が進化していくかは未知数ですが

この記事記載時点(2/27)では

各遊漁船でのジグ・テンヤの重さやリーダーの太さには指定がありますが、

ジギング専門やタチテンオンリーというスタイルのところはまだ少ないようです。

 

そしてみなさん一番気になっている所が

①どんなタックルでやっているの?

②代用できるタックルは?

③ジグやテンヤは何を使えば良いの?

大きく分けてこの辺りを気にされているアングラーが多いみたいなので

順を追って解説します

 

 

①どんなタックルでやっているの?

まずジギングとテンヤのタックルは別モノとお考えください

 ジギングロッドでテンヤ

 テンヤ代用竿でジギングは

竿の性質、ジグ・テンヤの意味を理解していなければ

全然釣れないし破損の原因になるのでご注意ください

 

私にぺ~がタチウオジギングで使用しているロッドは

クレイジーオーシャン

オーシャンセンサーLJ+ B61ML

ベイトモデルのMax130g対応のライトジギングロッドです

にぺ~的にはこのロッドで100gのジグのシャクリがしっくり来る♪

軽量にもかかわらずタチウオの強烈な引きに追従する柔軟さとバットパワーがGood!

 

・ロッド

長さは6ft前後で

100g~150g対応の

ライトジギングモデルであれば十分です

ハリの強いキンキンのモデルより、バットパワーがあって しっかり曲がってくれるレギュラーアクションのモデルが使いやすいです

 

・リール ライン

リールはベイトリール

金属製フレーム採用の剛性の高いモデルをオススメします

樹脂フレームモデルの場合はドラグを若干緩めに設定すること

タチウオは横には走らないけど

縦引きが強い魚なので

あまりにも粗末なモデルを使うとハンドルが巻けない、ギア飛びなど破損の原因にもなります

 

そして

ドラグもガチ絞めはNG

ベイトは基本ガチ絞め!

1mmでもドラグ出されたら負け!

なんて都市伝説的な言われがありますがw

ロッドがフルベンドして

ジーと出るくらいに調整した方がバラしにくくなるし身体にも優しいです

 

メインラインはPEの1号から1.5号が200mは巻けるモデルが望ましいです

0.8号でもできないわけではありませんが

オマツリなどのトラブルがあると簡単に切れてしまうので

細いから喰いが良くなる、という事でも無いので

必要以上に細いラインを巻く必要はありません

 

リーダーは

5号(20lb)クラスを2、3ヒロ(3.0m~4.5m)くらい

抜き上げ用の先糸(バイトリーダー)は8号(30lb)クラスを50・60cmくらいを電車結びでOK

にぺ~は電車結び3回×3回で結束して切れたり抜けたりしたことはありません

※画像赤マル部

朝イチや高活性の時はリーダーが切られる場合があるので

その場合は

もっと太いバイトリーダー14号(50lb)クラスorワイヤーリーダーなどで対応しても良いでしょう

またテーパーリーダーなども便利で使いやすいです

 

 

 

②代用できるタックルは?

ジギングでは①で紹介した通りライトジギングタックルが十分代用できます

テンヤの方ですが仙台湾大型漁礁用のカレイ竿が代用できるので

船カレイファンの多い宮城県の方は注意点を抑えながら代用してみるのもアリです!

 

にペ~もカレイ竿×テンヤをやってみましたヨ♪

180cmオモリ負荷40号対応の8:2調子のカレイ竿

これに限らず

竿長:165cm~210cm

オモリ負荷:30号~50号

調子:7:3 8:2 9:1 などの先調子の

大型漁礁コヅキカレイ竿であれば

40号のテンヤは余裕でシャクれるので

お手持ちのカレイ竿で近いものがあれば是非チャレンジしてみてください!

<注意点>

カレイのコヅキと違うパターンで

テンヤをアクションさせるので

穂先へ糸カラミからのポッキン折れや

ドラグ無しゴリ巻き・鬼アワセなどで

限界強度越えの破損などは避けたいものです

抜き上げや竿−糸の角度を鋭角での使用もNG!

また船の移動中も注意しないと・・・

にぺ~も穂先ポッキンやってしまいました(-_-;)

 

ロッドの破損は90%以上は釣り人側の責任

何かにこじつけてモノや他人のせいにする人は

「私 竿の正しい使い方も分からないヘタクソです」

と言っているようなものなので、

腹立たしい気持ちも分かりますが

黙って現実を認めましょうwww

 

 

③ジグやテンヤは何を使えば良いの?

ニチドリでも一番多い問い合わせです

 

ジグであれば

80g~150gくらい

ロッドに合わせて各自使いやすい重さを使っても良いし

周りの状況を見ながら重くする!軽くする!でも良し!

活性の高い時合は重くして誰よりも早くヒューっ!ストンっ!

ロストもありましたが当日良かったジグたち

 

カラーは重要!

当初カラーはそんなに関係ないと思っていましたが

状況によりカラーが大きく関係すると感じました

持っていきたいカラーとしては

派手系アピール系カラーは必須

 中でもグローゼブラ系は絶対に持っておくべき!

また状況により

 シルエットが映えるブラック系

 暗さ際立つときはオールグロー系

 喰い渋り時にはナチュラル系

 日照り時にはシルバー系

 判断が難しい時にはアカキン・ミドキン

など・・・

 

状況によりすぐにカラーローテーションできるように

ボックスにキレイに整頓しておくのが良いでしょう!

そして時合にあわせて

カラーバリエーションを多く使い分けられた方が釣果が確実に伸びます

 

フックは

 細軸のバーブレスタイプのもの

 シングルでもトレブル(クワトロ)でも

 ジグの前後に装着し、乗らない!刺さりが悪くなった!と感じたらすぐに新しいものと交換

 にペ~のオススメはジグの前後にクワトロフックのセッティング 意外にテーリング(エビになる)も起きにくいのでお試しあれ

 

 

一方テンヤは?

テンヤの重さは30号か40号のほぼ2択なので迷うことは無いでしょう

 

カラーの考え方はジグとほぼ一緒

アピール系とナチュラル系はもちろん

グローやゼブラ系がハマるときも多いので

テンヤはエサだからカラー関係ないでしょ?という考え方は危険です

ジグのようにしっかりローテーションしましょう!

 

カレイ竿など代用の場合でも、鬼フッキングは禁物ですが

テンヤは太くてロングポイントのフックなのでアワせはしっかりと!

加減が難しいですがリールのドラグも

高負荷手前くらいで出るセッティングしましょう!

 

そしてテンヤの最重要ポイントは

テンヤにはキレイにイワシを巻き付ける!です

曲がっていたり解凍が不完全だとテンヤの動きが不自然になり釣れない原因に・・・

 

タチウオ釣りは油断しているとスグに糸を切られてしまいます(T_T)

ジグ、テンヤともにストックや予備は多く揃えていたほうが吉ッ!

またスナップ類やフック、エサ巻き用のステンレスワイヤーもちょっと余るくらい準備したほうが安心して釣りに集中できますよ!


 

最後に

誘いのパターンは色々ありますが、

喰いが遠のいたりシブいなと感じた時は

ジグ、テンヤともに

早巻きを試してみてくださいッ

これはクレイジーオーシャンの太田さんに教えていただいたテクニック

食い下がりの時にもバイトを誘発させた釣法で何度も助けられました♪

太田さんありがとうございます!

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

細かい事や記事に無い事は

ぜひニチドリ店頭でお聞きください!

 

仙台湾の新釣種「寒タチ」未経験の方は是非お試しいただきたい釣りモノです!

ニチドリでは未経験の方でもしっかりサポートいたしますッ