「不動産業は千三つ」とは
不動産を1,000件紹介しても決まるのはせいぜい3件程度
という例えから不動産業の成約率をことわざにしたものだ。
まさにその通りだとつくづく思った。
先日、在る方の紹介で某市の事業用地300坪、3,400万を
処分したいと依頼をうけ、一般媒介ではあるが預かった。
早速現地を下見し、市内の役所を回って物件調査、
多少問題が有る物件だが、売買に支障は無い。
早速、買手探しに入った。
物件所在の某市、近隣2市の医療法人、社会福祉法人等へ
物件資料を軒並みFAXした。
更に、隣接地の所有者へ購入を打診。
早速、隣地で介護施設を営んでいる法人から
買いたいと申し出をうけ、商談に入った。
物件価格の交渉で、多少の値引きで双方合意し
買主は銀行のローン手続きへ。
上物図面を添付して土地・建物で一括申請。
銀行とは基本的に了解を事前にもらっているらしいので
あとは時間の問題か。
2~3週間程度で決済にいけるだろうと踏んでいた。
しかしながら、待てど暮らせどいっこうに返事が無い。
1か月を過ぎても「もう少し待って」とのこと。
やけに時間が掛かるなあ~、と思いながらも
信用金庫との交渉なので、時間が掛かるのかなあ~などと
だんだん心配になってきた。
売主からは、他から引き合いも入っているので
早く結論が欲しいと急かされるし
買主からは「待って」の一点張りだし・・・・・・で
困っていたら
来ました、買主様からの結論が・・・・・
「某市からの助成金が出なくなり事業は出来なくなった」とのこと。
銀行ローンの問題で時間が掛かっていたのかと思っていたら
思いもよらぬ問題で契約はお流れに・・・・・・・・・・・・・トホホである。
散々お待たせしてしまった売主様はたまたま直ぐに引き合いが入り
決まったと聞いて私はホット胸をなでおろした。
私のせいで、売れるタイミングを逃して、それっきり売れ残ったらもう申し訳ないでは済まない。
なにはともあれ、不動産屋としては物件が売れて動けば経済が動くことだから
社会貢献に繋がる、一安心だ、できれば弊社でまとめたかったが・・・・・・・
いずれにしても、不動産の仲介はお見合いより成約率が低いかも・・・・