魅力だらけの謎の路線、西武多摩川線を紹介 | 新米鐵道旅!※こちらでの更新は終了しました

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今回は、謎だらけの路線、西武多摩川線を紹介します。

①西武多摩川線とは?

西武多摩川線とは。

東京都の武蔵境駅から是政駅を結ぶ短い路線です。

武蔵境駅では中央線に接続しています。

この路線の最大の見所は…

②西武線と繋がっていない!?

そうです、この路線は他の西武線とは無縁の場所にいるのです。

一番近い西武鉄道の路線西武国分寺線、西武多摩湖線でも、国分寺駅となっており何一つ西武線とは関係がない西武鉄道の路線という、意味の分からない状態になっています。

実はこの路線にはまだまだ面白い点があるんですよ〜

③旧放送健在

そう、この路線にある新小金井駅では、かつて西武線で使われていた調布型放送が何故か生き残っているんです。

相鉄や京王で使われている放送ですが、西武でも使われていたとは。  

その為西武感満載の、独特なピアノのような踏切音とセットで流れる放送ではないということです。

④未だ不協和音踏切が残っている

実は多摩川線には心地よいピアノ的な踏切音の前の踏切音が未だ残っているんですよ。

その踏切は武蔵境6号踏切という場所です。

なぜ更新されていないのかは分かりませんが、旧音声は心地よい音色とは正反対の、不協和音にも程があるほどの音声です。

なんとなく近隣住民から苦情が入ったのは察せます。

⑤旧型車両最後の活躍場

西武鉄道には車両の活躍で何段階かあるんですよ。

まずは西武池袋線で主力車両として活躍、その後西武新宿線でも活躍、そして本線から追い出されたあとは支線の小さな路線に短くされ運用されます。

そして最後はここ多摩川線で静かな余生を送るような感じになっています。

まぁ一部例外ありますが。(狭山線然り)

⑥実は悲しい歴史が…

実はこの路線、謎すぎる形になったのは理由があります。

元々ここを走っていたのは多摩電鉄。

しかし西武鉄道に買収されました。

大まかにはこれが真相です。

そしてまだ歴史があります。

それは高度経済成長期真っ只中の時…

多摩地区では多摩ニュータウンというとんでもなく大きなニュータウンを建設中でした。

その輸送に西武鉄道も名乗りを上げ、

しかし敵は多く、京王電鉄、小田急電鉄がいました。

そして中央線で武蔵境駅で乗り換えなければいけないんですよ。

そしてその中央線の出処は東京、新宿。

まぁ勝てるはずがないので頓挫しました。


まぁ語りきれないほどこの路線は魅力がたくさんあります。 

知名度が低すぎるので、結構空いていることもありますよ。

みなさんも乗車してみては。