関西圏はうどんが主流で蕎麦はその存在すら封印されがち。
和歌山も同じくでうどんはあっても蕎麦はあらず。
この夏の和歌山での生活の中で、蕎麦率は圧倒的に低く、看板を見ることすらなかった。
そんな南紀白浜において、ひっそりと路地の奥に隠れるかのように建っている、手打ち蕎麦の店があるのでした。
聞けば学校の校長先生が引退後に出した店だとか。
築後数年経ったという建物は中も外も新築のような美しさ。
チョイスされた日本酒や焼酎のセレクトも一級品のみ。
老舗の風格はないけれど、高い志しに期待が高まります。
独学で開店する人が多い蕎麦屋界、なかなか難しい世界ですが、こちらはうどん国家の中にあって人気を得て続いているそうです。

関東のしっかりした醤油つゆ感はなかったですが、優しくしっかりした蕎麦の味は良く美味しかったです。
でもなんでしょう、神田藪みたいな高級蕎麦もいいんですが、各駅にある立ち蕎麦が生活の中に染み付いているんですよね。
ネオジャンクフードと言っても過言ではない訳で。
和歌山から帰って来た翌日の朝一から現場があったのですが、乗り継ぎの駅で早速朝っぱらから食べました。

ぶっちゃけそんなに美味いとは思いませんが、食べる行為による満足感は味わえました。
仕事の合間に急いで食べるのが定石で、じっくり食べたいなら間違えなく別のお店を選択するでしょう。
となれば、仕事をしている実感を確認するアイテムなのかもしれません。
いいんだかわるいんだか…